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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title フランス社会文化研究G/French Society and Culture (Lecture) (G)
担当教員(所属)/Instructor 芳野 まい (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category フランス語フランス文学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 木/THU 2
対象所属/Eligible Faculty 文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature
対象学年/Eligible grade 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
ファッションと文化
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
 ファッションを通して、フランスを中心とする文化をよりおもしろく、よりダイナミックにとらえることを目標とします。
 また、今後みなさんが文学・映像作品を研究する 際、そのなかにあらわれるファッションを歴史的・社会的に位置づけ 読解の手助けとするため、ファッション、ヘアメイク史について基礎的な知識を身につけることも、目的とします。
授業概要
/Course description
 映像作品(主に映画)や小説にあらわれるファッション・ヘアメイクを取り上げ、社会の移り変わりをもっと もよく映すファッション・ヘアメイクの現象が、それぞれの時代の創作者にどのようなインスピレーションを与えたのかを考えます。  
 とくに、取り上げる作品や人物が、意識的にせよ無意識的にせよ、ファッションやヘアメイクを通して、どのように「時代、時間」との関係を結んだかを考えます。  
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
*受講生の希望・授業の進度にあわせ、取り上げる作品やテーマ、取り上げる順番を随時調整していきます。
第1回:イントロダクション ヘアメイクの歴史
第2回:ファッション、ヘアメイクの流行を伝えるメディアの変遷を考える
第3回:映画や小説のなかのファッション・ヘアメイクを分析する際の注意点について、考える。
第4回:『風と共に去りぬ』30年代ハリウッド映画のなかの「歴史的ファッション・ヘアメイク」 を考える。
第5回:『ピグマリオン』と『マイ・フェア・レディ』ふたつの時代の作品を見比べ、制作時のファッション・ヘアメイクとの影響関係を考える。
第6回:「時代のイメージ」について考える
第7回:ファッションリーダーの変遷
第8回:ストリート・ファッション
第9回:男性服の歴史
第10回:ファッションはアートなのか?
第11回:『都市とモードのビデオノート』80年代 「日本発」
第12回:『都市とモードのビデオノート』80年代とブランドイメージ
第13回:『都市とモードのビデオノート』ファッション・ヘアメイクにおける「東洋と西洋」
第14回:『都市とモードのビデオノート』ファッションは「表現」か?
第15回:後期のまとめ ファッション・ヘアメイクが物語るもの
準備学習・履修上の注意
/Notices
各回の授業外学習時間には、4時間程度かかると想定されます。
【授業外学修の内容】
毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。

授業で紹介する展覧会などには、極力足を運ぶこと(レポートが課題となることもあります)。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
授業で指定します。

【参考書】
授業で紹介します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
毎授業の発表:50%、学期末課題&発表:50%

【評価基準】
学期末課題は、魅力的な問いを立て、自分でよく考えて書いているかどうかを評価します。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
発言、課題にコメント等を返します。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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