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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス芸術文化研究G/French Art and Culture (Lecture) (G) |
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担当教員(所属)/Instructor | 小原 花 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 木/THU 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
舞台をどのように上演するか |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業は「舞台芸術実践プログラム」の指定科目(選択必修)です。 「演劇」とは、誰かのものでしょうか? 「演劇」、「芸術」に対する専門的経験や知識がなくとも、この授業を履修するうえでは問題ありません。 授業では、「現代社会において演劇を行う」とはどのような行為なのかをみる人、作る人両方の視点から考えながら、演劇、社会、自身の内面の分析を行います。 演劇を作り、「上演をする」という活動を行うことで、現代で演劇が上演される意味について考えます。 実際にせんがわ劇場でプロの演劇人の仕事を観察することで、社会と舞台芸術の関わりについて深く考察することもねらいとします。 また、このクラスでは、自身の経験や興味について文章を書けるようにすることも目標とします。 俳優を目指すことは目標としませんが、「演じる喜び」については考察を行います。 |
授業概要 /Course description |
授業前半は、演劇ワークショップ(WS)を体験し、各履修者が「演劇をどう捉えているか」、「演劇の上演」を体験することにどのような期待を抱いているかを考えます。 ここでの演劇ワークショップとは、講師が学校の教育現場で用いている体でリズムをとる、グループで物語の場面を再現してみるといった演劇の手法を用いた体験型の授業を指します。演技訓練としてのワークショップではありません。日常と異なる状況で”体を動かしてみる”・”声を発してみる”ことから他者と自身を観察することを目的とします。 ※受講にあたり、演劇・演技の経験の有無は問いません。専門用語は随時解説を加え、身体表現・演技に不安点を感じる場合は相談に応じます。 授業中盤では、 ①既成の演劇台本の朗読 ②ワークショップから台本を立ち上げる作業 を履修者全員で行い上演内容を検討します。 後半では、大学内での上演を目指し準備を行います。 上演日は、第14回7/14を予定しています。 ・学内のどこで上演をするか ・何を上演するか ・そのためにどのような手続きが必要か をクラスで考え、事務的な手続きを進めながら演劇創作を行います。 上演に対しては、演出・制作・舞台監督・音響・照明・出演など役割を分担します。 「舞台芸術実践演習」に比べ、”作品の創作”・”上演の社会的意味”を考えることに重きをおきます。 授業外で1度演劇鑑賞を経験していただきます。演目は受講者に選択していただきます。 せんがわ劇場の実習を2日行います。 1日目の実習では、劇場で働いていらっしゃる方から例えば以下の内容を取り扱っていただきます。 ・素舞台、バックステージの見学 ・劇場機構のレクチャー ・公共劇場の使われ方や在り方についてのレクチャー 2日目の実習では、演劇団体が劇場で上演を行っている様を観察します。 受講生の関心に合わせ内容を変更することも検討します。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:ガイダンス・演劇に必要な要素をあげるWS・クラス作りWS・希望調査 第2回:上演内容の検討(既成の台本を読んでみる・ワークショップを元に台本を作ってみる。)・上演場所の検討の仕方についてレクチャー 第3回:上演内容の検討・公演場所について案を出す・上演を行うための役割についてレクチャー 第4回:せんがわ劇場にて学外学習(※5/11(土)18時から21時実施) 第5回:せんがわ劇場にて学外学習(※5/11(土)18時から21時実施) 第6回:公演場所、上演内容、役割を決める(※5/23(木)4限に実施) 第7回:せんがわ劇場にて学外学習(※5/25(土)実施。時間は初回授業で告知。) 第8回:せんがわ劇場にて学外学習(※5/25(土)実施。時間は初回授業で告知。) 第9回:公演準備 第10回:公演準備 第11回:公演準備 第12回:公演準備 第13回:公演準備(ゲネプロ) 第14回:発表 第15回:振り返り |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
各回の授業外学習時間(予習・復習)には 4 時間程度かかると想定される 。 【授業外学修の内容】 ・5/11(土)、5/25(土)の午後から夜にかけて、せんがわ劇場にて学外学習を予定しています。履修希望者は原則、出席してください学外学習の詳細、時間については初回授業で告知します。 ・土曜日の学外実習実施に伴い、5/2、5/9、5/16、7/11は授業を行いません。 ・7月の上演前は授業外での準備学習の必要があります。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特にありません。授業中に資料を配布します。また、「舞台芸術実践プログラム」指定科目で扱っているテキストを持ち込んでいただくことを歓迎します。 【参考書】 ・渡辺健一郎.『自由が上演される』.講談社.2022,ISBN 978-4-06-528045-4 ・平田オリザ.「わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か」講談社現代新書.2012,ISBN 978-4062881777 ・扇田昭彦『舞台は語るー現代演劇とミュージカルの見方』.集英社新書.2002,ISBN 978-4087201550 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 毎回のリアクションペーパー(25%) 観劇レポート(25%) 学期末レポート(50%) 学外学習(5/11・5/25)への出席は原則必須とします。 【評価基準】 授業への参加度は評価基準としません。 授業で学んだこと、授業で他者が発言したことを取り入れてレポートを提出できているかを評価基準とします。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 レポートを採点後返却し、解説を行う。manabacourse を利用しレポート、リアクションペーパーにコメントを返す。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 舞台芸術実践プログラム指定科目 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html