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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title フランス生活文化研究E/French Life and Culture (Lecture) (E)
担当教員(所属)/Instructor 羽生 敦子 (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category フランス語フランス文学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 水/WED 2
対象所属/Eligible Faculty 文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature
対象学年/Eligible grade 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
近代観光(ツーリズム)と作家の旅
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
旅びとvoyageurからツーリストtouristeへと変容する旅の主体について作家の旅から検討する。作家にとって「旅」が作品にどのような影響を与えたのかを知る。
授業概要
/Course description
旅が楽しみの旅となるまでの過程は、フランスの近代史を学ぶことに繋がる。今日のように交通手段の発達していない近代の旅だが、現代の旅と共通点が多いことをコンテンツツーリズムの観点から紹介する。
12回以降は学生の発表を予定している。テーマは授業中に伝える。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:イントロダクション
第2回:ツーリストの語源について
第3回:シャトーブリアンの旅(1)
第4回:シャトーブリアンの旅(2)
第5回:スタンダールとツーリスト
第6回:フロベールの国内旅行
第7回:フロベールのオリエント旅行
第8回:宗教観光地とゾラ
第9回:宗教巡礼地ルルドとその伝播
第10回:ゾラの小説とショッピングツーリズム
第11回: モーリス・ルブラン「アルセーヌ・ルパン」とノルマンディ地方
第12回:学生による発表
第13回:学生による発表
第14回:学生による発表
第15回:総括
準備学習・履修上の注意
/Notices
教科書は特に指定しないが、翻訳のある作品は読むこと。ゾラ Au Bonheur des Dames『ボヌール・デ・ダム百貨店』、フロベール のオリエントの旅に関しては『フロベールのエジプト』などがあります。モーリス・ルブランの『ルパン』なども事前に読むことを推奨する。

各回の授業外学習時間(予習・復習)には 4 時間程度かかると想定される 。
【授業外学修の内容】
毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
特になし

【参考書】
授業中に提示します。
斉藤昌三(1998)『フロベールのエジプト』法政大学出版社
エミール・ゾラ著 伊藤恵子和訳(2002) 『ヌール・デ・ダム百貨店』論創社
スタンダール著 山辺雅彦和訳(1983)『ある旅行者の手記Ⅰ』新評論
など
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
発表(40%)、リアクションペーパー(30%)、平常点(30%)

【評価基準】
授業で扱った内容について正確な知識を身につけていること、授業で扱ったテーマを理解し自分の意見を述べることができること

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
manabaあるいはgoogle classroomを使用します。
備考
/Notes
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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