![]() ![]() |
科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス生活文化研究E/French Life and Culture (Lecture) (E) |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 羽生 敦子 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 水/WED 1 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
近代観光(ツーリズム)と作家の旅 |
---|---|
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
旅人voyageurからtouristeへと変容する旅の主体について作家の旅から検討する。「旅」が作家にどのような影響を与えたのかを知ろう。 |
授業概要 /Course description |
旅が楽しみの旅となるまでの過程は、フランスの近代史を学ぶことに繋がる。今日のように交通手段の発達していない近代期の旅だが、現代の旅との共通点が多いことを「コンテンツツーリズム」の観点から紹介する。 12回以降は学生の発表を予定している。発表テーマは授業中に伝える。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:イントロダクション 第2回:ツーリストの語源について 第3回:シャトーブリアンの旅(1) 第4回:シャトーブリアンの旅(2) 第5回:スタンダールとツーリスト 第6回:フロベールの青春の旅:国内編 第7回:フロベールの青春の旅:国外編(オリエント) 第8回:宗教観光地とゾラ 第9回:宗教巡礼地ルルドとその伝播 第10回:ゾラの小説とショッピングツーリズム 第11回:モーリス・ルブランとノルマンディ地方 第12回:学生による発表 第13回:学生による発表 第14回:学生による発表 第15回:総括 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
扱う作品のうち翻訳のあるものは事前に読んでから授業に参加すること。スタンダール『ある旅行者の手記』、ゾラ『ボヌール・デ・ダム百貨店』、フロベールのオリエント旅行記『フロベールのエジプト』、モーリス・ルブランの『ルパン』シリーズなどのほか、netflixの『ルパン』シリーズを視聴することも有益である。授業外学習時間(予習・復習)にはおよそ4時間かかると想定される。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業にて適宜指示する。 【参考書】 エミール・ゾラ『ボヌール・デ・ダム百貨店』伊藤桂子訳 藤原書店 スタンダール『ある旅行者の手記』山辺雅彦訳 新評論 など |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 発表(40%)、リアクションペーパー(30%)、平常点(30%) 【評価基準】 リアクションペーパー:授業で扱ったテーマを理解し、持論を展開できる。 発表:指定されたテーマについて、資料を収集し精読する。パワーポイント等を作成し、わかりやすい説明をする。相手に伝わるような声で説明すること。 授業への参加度:積極的に発言し、授業へ参加している。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 manabacourseを利用しレポート、リアクションペーパーにコメントを返す。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html