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科目一覧へ戻る | 2022/09/16 現在 |
科目名/Course title | リーディングB/Intensive Reading Ⅳ |
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担当教員(所属)/Instructor | 内田 均 (文学部英語英文学科) |
授業科目区分/Category | 英語英文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2022年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 金/FRI 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
英英辞典を駆使して英文読解を極める |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
専攻する言語について、高度なコミュニケーション能力を身につけていることが、授業の狙いと達成目標です。 この授業ではLongman Dictionary of Contemporary English (LDOCE)を教科書に準じるテキストとして使用します。授業の予習にはもちろんのこと、授業にも必ずこの指定された英英辞典(LDOCE)を使用しなくてはいけません。 達成目標 ① 論理的に書かれた英文を自力で読むことができる。 ② 各種英語検定試験や語学一般のための学習を効率的に行うことができる。 ③ 英語の論理性を学ぶことにより、明晰で説得力のある議論の展開の仕方を身に付ける。 この授業はディプロマ・ポリシー中の「現代社会に求められる外国語学習を通じ、異文化への深い理解のために必須な能力を身につけている」および「専攻する言語について、高度なコミュニケーション能力を身につけている」に対応しています。 |
授業概要 /Course description |
英語の文章を読みこなすためには、大意を効率的に捉えながらまとまった文を読みこなす速読に加えて、論旨を支える言語および非言語の文化的背景にまで迫る丹念な精読による訓練が必要です。この授業では後者に力を入れ、日本学者ドナルド・キーン(Donald Keene)のエッセイ『日本人の独自性』(1983)を精読します。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回: オリエンテーション (受講方法の確認、著者紹介) 第2回: I. The Distinctiveness of the Japanese (各国のステレオタイプ) 第3回: I. The Distinctiveness of the Japanese (日米の慣習比較) 第4回: II. Like and Unlike (一般化と普遍性) 第5回: III. Traditions East and West (歴史認識) 第6回: III. Traditions East and West (祖先と伝統) 第7回: IV. The Family (家族観) 第8回: まとめと試験1 (第2回~第7回の復習として中間課題を実施する) 第9回: V. Friends (社交と友情) 第10回: VI. Education (日本の教育制度、教育思想) 第11回: VI. Education (米国の教育制度、教育思想) 第12回: VII. Jobs (就職に対する考え方) 第13回: VII. Jobs (仕事に対する考え方)/ VIII. Amusements (余暇の思想) 第14回: VIII. Amusements (伝統芸能) 第15回: まとめと試験2 (第9回~第14回の復習として期末課題を実施する) |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
①毎回予習をして授業に臨むこと。LDOCE(英英辞典)を授業に持参すること。 ②初回授業で説明する受講マナーを守ること。 ③出欠席、遅刻・早退の扱いは「授業時間割表」記載の規定に準じる。 ④各回の授業外学習時間(予習・復習)には1時間程度かかると想定される。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 ドナルド・キーン『日本人の独自性』(Donald Keene, The Distinctiveness of the Japanese (1983)(ISBN: 978-4-255-15281-3)(朝日出版社) 【参考書】 Edward Twitchell Hall, The Hidden Dimension (1966) (=1970、日高敏隆・佐藤信行 訳、『かくれた次元』、みすず書房) その他、授業内で適宜提示する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 1.通常課題(評価割合40%) 2.授業内評価(評価割合30%) 3.中間および期末課題(評価割合30%) 【評価基準】 1. 通常課題:毎回指定箇所の課題に取り組み解答できる。 なお、誤答のほか、指定箇所の見落としによる一部脱落、AI翻訳アプリ等の不正使用については程度に応じて減点評価とする。 2.授業内評価:予習(課題提出)および授業内活動を積極的かつ適切に実施できる。 なお、期限までに提出した場合、一律の点数を付与する。遅れた場合は次回授業前の最終締切までであれば減点した点数を付与する。最終締切以降の提出は認めず点数を付与しない。 3.中間および期末課題:各課題に対し授業時の解説に基づいた適切な解答ができる。 なお、中間課題の点数が著しく低い(概ね60%未満の)者に対しては、期末課題対策として別途復習課題を課す場合がある。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 通常課題については採点と返却をし、次回授業にて解説する。中間・期末課題については採点と返却をし、正解・解答例のファイルを提供する。 |
備考 /Notes |
初回の欠席および連続欠席は履修上大きな不利益となります。体調管理を心掛け、極力欠席しないよう努めて下さい。本授業の実施形態、中間・期末の課題形式(一斉試験か各自実施の提出課題かなど)については、大学の実施方針に従います。詳細はCAMPUSSQUAREの授業掲示板、および初回授業で伝達します。 |