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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 3年セミナーⅡ/Junior Seminar Ⅱ
担当教員(所属)/Instructor 岩政 伸治 (文学部英語英文学科)
授業科目区分/Category 英語英文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 金/FRI 4
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 1
副題
/SubTitle
テイラー・スウィフトからソローまで:市民的不服従の文化

授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
この授業は、ディプロマ・ポリシー中の「専攻する言語や文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる」に対応しています。社会でも役立つプレゼンテーションスキルとクリティカルシンキングを身に付けます。

具体的には以下を達成目標とします:
1)アメリカの文学・文化に関するディスコースを社会・歴史・思想への深い理解に基づいて分析する力を養う
2)上記の分析力が発展的に、今の社会で起こっている事象を客観的かつ多角的に理解する力を育む
授業概要
/Course description
2020年のアメリカ大統領選挙で反トランプとも取れる曲をテイラー・スウィフトが発表したのは記憶に新しい。スウィフトだけではない。ヒップ・ホップ、ラップにロックやソウルに至るまで、アメリカの歴史は"covil disobedience" いわゆる市民的不服従とともにあったといっても過言ではない。このセミナーではテイラー、エミネム、マドンナら現代のプロテストソングから19世紀に奴隷制やアメリカによるメキシコ侵略に反対して税金の支払いを拒否し、自ら牢獄に入った思想家ヘンリー・デイヴィッド・ソローまで、この"civil disobedience"の歴史をたどります。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
1.オリエンテーション
2.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカとプラグマティズム
3.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカと自然主義
4.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカと消費主義
5.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカと大恐慌
6.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカと二つの大戦
7.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカと冷戦
8.前半のまとめ
9.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカとニューフロンティア
10.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカと公民権運動
11.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカとビート、カウンターカルチャー
12.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカと核なき世界
13.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカとパンデミックの言説
14.課題提出とまとめ
15.フィードバックと今後の展望
準備学習・履修上の注意
/Notices
Students are required 
1. to attend the class regularly
2. NOT to be late for the class
3. to read assignments BEFORE the class
4. to prepare for discussions.

授業で扱うマテリアルは読んでおくこと。 
・(予習)次回に取り扱うマテリアルを読み、ゼミでのディスカッションに備えること。 
・(復習)授業後はプレゼンやディスカッションをふまえたうえで、気づいた点や問いをまとめること。

各回の授業外学習時間(予習・復習)には1時間程度かかると想定される。

【履修上の注意】
①英語辞書を携帯すること。
②提出物は必ず右上に日付、センタリングしてタイトル、そして右寄せで氏名を記入し、ワープロソフトでA4の用紙にタイプアウトすること。2枚以上にわたる場合は左上をホッチキスでとめること。
③ただし卒業論文については授業中に指示したフォーマットに従うこと。
④配布物や提出物、learning logを入れるクリアーファイルやリングファイル(A4)を用意すること。learning logは提出させることがある。
⑤レポートなどの提出物は必ず提出前にコピーを取っておくこと。
⑥授業中の携帯電話等の使用は成績に深刻な影響を及ぼすことに留意するように。
授業外学習時間(予習・復習)には一週間につき1時間程度かかると想定される。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書/Text books】
指定なし。必要に応じてプリントを配布する。

【辞書/Dictionary】
Longman dictionary of contemporary English. Pearson Education, 2014. ISBN: 9781447954200

【参考書/Reference books】
Joseph Williams. The Basics of Clarity and Grace. Boston: Longman, 2012. ISBN: 9780205830763
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法/Evaluation】
1. ACTIVE participation 10%
2. Homework/Preparation for the class 20%
3. Presentations 40%
4. Final Paper 30%

【評価基準】
ACTIVE participation: 積極的に発言し、授業へ参加している。
Homework: 授業で扱ったテーマに関する問題に解答できる/教科書にある事項を扱った問題に解答できる。
Presentations/ Final paper: 適切な課題設定がなされており、序論、本論、結論の構成に沿ってレポートを作成している/授業で扱ったテーマを理解し、持論を展開できる。自らアーギュメントを見つけ、十分な理由付けがなされている。

【課題に対するフィードバックの方法】
毎回、プレゼンテーションのレジュメ作成段階で面接を行い、コメントを返します。また行ったプレゼンテーションに対して総評を行います。
備考
/Notes
この授業は、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションを取り⼊れている。
この授業には ICT(manaba course, Google Classroom) を活用した双方向型授業を取り入れている。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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