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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/18 現在

科目名/Course title 特別演習Ⅰ/Senior Seminar I
担当教員(所属)/Instructor 土井 良子 (文学部英語英文学科)
授業科目区分/Category 英語英文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2023年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 金/FRI 2
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 4年
単位数/Credits 1
副題
/SubTitle
イギリス文化・文学について卒業レポートを書く(1)
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
 この演習では、イギリスの文化・文学を題材に卒業レポートを書き、最後にその内容をプレゼンテーションにまとめて発表することを目的とします。レポートの構造や論旨のまとめ方、書式について学ぶと同時に、資料収集や整理、選んだ資料の(再)読を行い、自分のテーマを絞り込みます。
 この授業はディプロマ・ポリシー5「専攻する言語や文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる。」に対応しています。
授業概要
/Course description
 4年間学んできたことの集大成として、関心を持った作家や芸術作品(文学・映像・美術など)、あるいは文化的事例や風習などを独自の着眼点から分析し、それに基づいた意見を説得力のある論理的文章にまとめていきます。授業では文献の探し方・読み方、論旨のまとめ方、論文作成のルールなどを学びます。
 前期・後期1つずつ、受講者それぞれが自分の関心内容に沿ったテーマを選び、レポートを作成します。また毎週の授業で数名ずつ、自分の研究テーマや研究の進み具合を報告していきます。プレゼンテーションのスキルを磨くとともに、質疑応答や意見交換をすることで研究に関する考察を深めます。教員や授業参加者のコメント・アドバイスを聞いて、次の授業までに補足や修正をしながら書き進めていきます。参加者間で共通のテーマや作家が見つかった場合は、個人の研究と同時に共同リサーチプロジェクトを立ち上げ、ディスカッションを重ねて考えを深めていきます。本文の推敲の後、脚注や資料文献リスト作成などの作業を経て、7月には論文を完成させます。
 前期最後数回の授業は各自のレポート内容を基にパワーポイントと配布資料を作成してプレゼンテーションを行い(持ち時間1名30分、質疑とフィードバックシート記入含む)、相互に評価とフィードバックを行います。
 作品や研究テーマに真摯に向き合い、自分の考えを客観的に整理して、読み手に納得してもらえるだけの説得力を持たせる作業は決して楽ではありません。しかし時間をかけてじっくり取り組むことで、社会に出てから役に立つ論理的思考力と文章力とが必ず身に着くと思います。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回 イントロダクション、レポートテーマ(仮)報告、論文サンプル配布
第2回 論文構成トレーニング・資料収集法について、作品・文献収集
第3回 作品・文献講読とレジュメ作成・報告(グループ1)
第4回 作品・文献講読とレジュメ作成・報告(グループ2)
第5回 作品・文献講読とレジュメ作成・報告(グループ3)
第6回 作品・文献講読と本文執筆・報告(グループ1)
第7回 作品・文献講読と本文執筆・報告(グループ2)
第8回 作品・文献講読と本文執筆・報告(グループ3)
第9回 作品・文献講読と本文、脚注・文献リスト執筆・報告(グループ1)
第10回 作品・文献講読と本文、脚注・文献リスト執筆・報告(グループ2)
第11回 作品・文献講読と本文、脚注・文献リスト執筆・報告(グループ3)
第12回 プレゼンテーション、フィードバック(1)
第13回 プレゼンテーション、フィードバック(2)
第14回 プレゼンテーション、フィードバック(3)
第15回 プレゼンテーション、フィードバック(4) とまとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
各回の授業外学習時間(レポート・プレゼンテーション準備)には1時間程度かかると想定されます。
論文(レポート)の構想を練る際には、指導教員のアドバイスだけでなく他のゼミ参加者の意見や論文計画からも多くを学べるはずです。お互いの論文について積極的に意見や質問を交換し、それに対しフィードバックを行ってください。
【授業外学修の内容】前回の発表から今までに自分が調べたこと、考えたことを文書にまとめ、クラスで共有できるようにしておくこと。また欠席する際は必ず事前にメールかメモで連絡してください。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
各自が卒業レポートの題材とする原書や参考資料

【参考書】
授業中にそれぞれ指示します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
学期末のプレゼンテーション(50%)、それ以外の発表や準備(30%)、授業への参加度(20%)。

【評価基準】
プレゼンテーション:適切なテーマ設定がなされ、論理的構成にのっとって独自の主張を説得力ある形で展開できている。パワーポイントなどの資料を効果的に用い、適切な話し方で分かり易いプレゼンテーションが行えている。
発表と準備:自分のテーマについて調査を進め、きちんとレジュメにまとめて提出できる
授業への参加度:授業中のディスカッションやプレゼンテーションでの質問に積極的に貢献し、有意義な発言ができる。

【課題に対するフィードバックの方法】
提出したレジュメにはコメントを返す。プレゼンテーションにはフィードバックシートにより評価とコメントを返す。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】

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