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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/03/14 現在

科目名/Course title 3年セミナーⅠ/Third Year Seminar Ⅰ
担当教員(所属)/Instructor 岩政 伸治 (文学部英語英文学科)
授業科目区分/Category 英語英文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2025年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 金/FRI 4
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
テイラー・スウィフトからソローまで:市民的不服従の文化

授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
社会でも役立つプレゼンテーションスキルとクリティカルシンキングを身に付けます。

具体的には以下を達成目標とします:
1)アメリカの文学・文化に関するディスコースを社会・歴史・思想への深い理解に基づいて分析する力を養う
2)上記の分析力が発展的に、今の社会で起こっている事象を客観的かつ多角的に理解する力を育む
授業概要
/Course description
アメリカ大統領選挙でテイラー・スウィフトがトランプの不支持を公言したのは記憶に新しい。スウィフトだけではない。ヒップ・ホップ、ラップにロックといった大衆音楽、詩、小説から映画に至るまで、アメリカの歴史は"civil disobedience"いわゆる市民的不服従とともにあったといっても過言ではない。このセミナーではテイラー、エミネム、マドンナら現代のプロテストソングから、19世紀にアメリカによる奴隷制やメキシコ侵略に反対して税金の支払いを拒否し、自ら牢獄に入り、精神の独立宣言を目論んで森に入った思想家ヘンリー・デイヴィッド・ソローのエッセイまで、この"civil disobedience"の歴史をたどります。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
1.オリエンテーション
2.CIvil Disobedienceの歴史:植民地時代
3.CIvil Disobedienceの歴史:先住民とアメリカ
4.CIvil Disobedienceの歴史:奴隷貿易とアメリカ
5.CIvil Disobedienceの歴史:独立戦争とアメリカ
6.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカとフロンティア
7.CIvil Disobedienceの歴史:産業革命とアメリカ
8. 前半のまとめ
9.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカン・ルネッサンス
10. CIvil Disobedienceの歴史:アメリカと南北戦争
11.CIvil Disobedienceの歴史:奴隷解放宣言
12.CIvil Disobedienceの歴史:アメリカと自然
13.CIvil Disobedienceの歴史:プラグマティズム
14.課題提出とまとめ
15.課題のフォードバックと総括
*学生はそれぞれプロテストソングや歴史上のCivil DIsobedienceにまつわる出来事を選んで分析、発表を行う。
準備学習・履修上の注意
/Notices
Students are required 
1. to attend the class regularly
2. NOT to be late for the class
3. to read assignments BEFORE the class
4. to prepare for discussions.

授業で扱うマテリアルは読んでおくこと。 
・(予習)次回に取り扱うマテリアルを読み、ゼミでのディスカッションに備えること。 
・(復習)授業後はプレゼンやディスカッションをふまえたうえで、気づいた点や問いをまとめること。
授業外学習時間(予習・復習)には一週間につき4時間程度かかると想定される。

【授業外学修の内容】
毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書/Text books】
授業内で適宜指示する

【辞書/Dictionary】
Longman dictionary of contemporary English. Pearson Education, 2014. ISBN: 9781447954200

【参考書/Reference books】
Joseph Williams. The Basics of Clarity and Grace. Boston: Longman, 2012. ISBN: 9780205830763
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法/Evaluation】
1. ACTIVE participation 10%
2. Homework/Preparation for the class 20%
3. Presentations 40%
4. Final Paper 30%

【評価基準】
ACTIVE participation: 積極的に発言し、授業へ参加している。
Homework: 授業で扱ったテーマに関する問題に解答できる/テキストにある事項を扱った問題に解答できる。
Presentations/ Final paper: 適切な課題設定がなされており、序論、本論、結論の構成に沿ってレポートを作成している/授業で扱ったテーマを理解し、持論を展開できる。自らアーギュメントを見つけ、十分な理由付けがなされている。

【課題に対するフィードバックの方法】
毎回、プレゼンテーションのレジュメ作成段階で面接を行い、コメントを返します。また行ったプレゼンテーションに対して総評を行います。
備考
/Notes
この授業は以下を取り入れています:
・ディスカッション、ディベート
・発表(プレゼンテーション

この授業には ICT(manaba course, Google Classroom) を活用した双方向型授業を取り入れている。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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