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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 3年セミナーⅡ/Third Year Seminar Ⅱ |
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担当教員(所属)/Instructor | 水越 あゆみ (文学部英語英文学科) |
授業科目区分/Category | 英語英文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 2 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
Fairytale, Fantasy and British Children's Literature |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
(1) 文学作品の批評的読解方法を修得する。 (2) 学術的なリサーチの実践方法を修得する。 (3) 明快なプレゼンテーションの技法を修得する。 (4) 学術的かつ明快なレポートの作成方法を修得する。 |
授業概要 /Course description |
かの有名なハリー・ポッターだけでなく、ディズニーアニメの『ふしぎの国のアリス』も『くまのプーさん』も『ピーター・パン』も、ジブリ映画の『ハウルの動く城』も『借りぐらしのアリエッティ』も『思い出のマーニー』も、原作はイギリスの児童文学です。子どもの頃から慣れ親しんできた作品を英語で読み直し、私たちの日常生活に溶け込んでいる「イギリス文化」を再発見してみませんか? フェアリーテールとファンタジーとが織りなす物語世界を探険しながら、文学研究の手法を学び、4年次で執筆する卒業論文の準備を始めましょう。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:イントロダクション:Research Progress 第2回:Fantasy Criticism (1):子どもと「影」 第3回:Fantasy Criticism (2):無意識と元型 第4回:Fantasy Criticism (3):ユング心理学とファンタジー 第5回:Critical Reading (1):精読(close reading) 第6回:Critical Reading (2):分析(analysis) 第7回:Critical Reading (3):解釈(interpretation) 第8回:Mock Presentation:『不思議の国のアリス』 第9回:Presentations (1):言葉を話す動物たち 第10回:Presentations (2):魔女は何の表象か 第11回:Presentations (3):異界からの使者 第12回:Presentations (4):無意識の住人たち 第13回:Presentations (5):児童文学に描かれる「悪」 第14回:How to create endnotes:引用および文末脚注の記載方法 第15回:まとめ及びレポート提出 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
(1) 電子辞書の使用推奨。英和大辞典(『ジーニアス英和大辞典』『リーダーズ英和辞典』『ランダムハウス英和大辞典』等)を収録している電子辞書が望ましい。 (2) 授業外学習には、1週間につき4時間を要する。 【授業外学修の内容】授業内で指示した課題への取り組み。プレゼンテーションの準備。レポートの作成。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業内で指示する。 【参考書】 図書館1Fリザーブブックに、以下の書籍以外の参考図書も設置済。 安藤聡『なぜ英国は児童文学王国なのか ファンタジーの名作を読み解く』平凡社, 2023. 河合隼雄『物語とふしぎ』岩波書店, 2013. 宮崎駿『本へのとびら : 岩波少年文庫を語る』岩波書店, 2011. アーシュラ・K・ル=グウィン『夜の言葉』岩波書店, 1992. |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 積極的な授業参加(20%)、プレゼンテーション(30%)、レポート(50%) 【評価基準】 発表においては、適切なテーマ設定、学術的なリサーチの実践、論理的思考に基づいた明晰なプレゼンテーション、以上三点を評価基準とする。 レポートにおいては、適切なテーマ設定、学術的なリサーチの実践、論理的思考に基づいた明快な議論の展開、以上三点を評価基準とする。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 プレゼンテーションについては、教員が発表者に口頭で評価を伝える。プレゼンテーション資料は、教員が事前に添削する。 レポートについては、教員が添削し、コメントを添えて返却する。 |
備考 /Notes |
この授業には、【討議(ディスカッション、ディベート)】【発表(プレゼンテーション)】を取り入れている。 この授業は、【オープンな教育リソース】を取り入れている。(The British Library Online Exhibitions, Project Gutenberg, 国立国会図書館国際子ども図書館等) この授業では、Google Classroomにおいて参考資料・参考ウェブサイトを提示し、【ICTを活用した自主学習支援】を行っている。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html