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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | イギリス文学鑑賞A/British Literature A |
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担当教員(所属)/Instructor | 水越 あゆみ (文学部英語英文学科) |
授業科目区分/Category | 英語英文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 水/WED 4 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
Introduction to Poetry in English |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
(1) 英語詩を声に出して読み、英語という言語に特有のリズムを体感できる。 (2) 英語詩をリズム(rhythm)とライム(rhyme)という観点から分析できる。 |
授業概要 /Course description |
地球上に存在する数多の言語の中で、「詩」を所有していない言語があるだろうか?「詩」とは、ある言語の音楽性を具現化した芸術である、と言っても過言ではない。本講義の目的は、英語で書かれた「詩」を学ぶことによって、英語という言語の「音楽性」— 具体的には、リズムとライム(押韻)— を体感することである。教材として、平易な英語で書かれた子ども向けのナーサリーライム(「キラキラ星」)から、イギリスの文豪シェイクスピアの詩(ソネット18番)まで、幅広く扱う。是非、英語詩の豊かさ、面白さを「音楽」として体験してほしい。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:イントロダクション:英語詩の「音(sound)」と「意味(sense)」 第2回:日本語と英語における音声学上の差異 (1):「音節(syllable)」 第3回:日本語と英語における音声学上の差異 (2):「強弱(stress)アクセント」と「高低(pitch)アクセント」 第4回:ナーサリーライム(1):「メリーさんの羊」 第5回:ナーサリーライム(2):「きらきら星」 第6回:ナーサリーライム(3) :「ジャックとジル」 第7回:ナーサリーライムと児童文学:『不思議の国のアリス』 第8回:「英語詩のリズム」理解度確認テスト 第9回:英語詩のライム (1):「脚韻(end-rhyme)」と「脚韻の形式(rhyme scheme)」 第10回:英語詩のライム (2):「頭韻(alliteration)」と「母音押韻(assonance)」 第11回:イギリス詩 (1):シェイクスピア「ソネット18番」 第12回:イギリス詩 (2):マーロウ「恋する羊飼いの歌」 第13回:イギリス詩 (3):ブレイク「虎よ!虎よ!」 第14回:「英語詩のリズムとライム」まとめ及び期末試験 第15回:フィードバック |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
(1) 電子辞書必携。英和辞典または英英辞典で「発音記号」を確認する習慣をつけること。 (2) 授業外学習には、1週間につき4時間を要する。 【授業外学修の内容】授業内で指示した課題への取り組み。特に、英語詩の音読。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業内で指示する。 【参考書】 (1) Russell, P. Poetic Meter and Poetic Form (Rev. ed.). McGraw-Hill, 1979. (2) Strachan, J., and R. Terry. Poetry: An Introduction. New York University Press, 2001. |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 期末試験(70%)、理解度確認テスト(30%) 【評価基準】 英語における「強弱アクセント」という音声学的特徴を正確に理解しているか、英語詩の韻律を正確に分析できるか、以上二点を評価基準とする。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 教員が採点・添削し、コメントを添えて返却する。 |
備考 /Notes |
この授業は、【オープンな教育リソース】を取り入れている。(The British Library Online Exhibitions, Shakespeare Birthplace Trust, Great Writers Inspire, BBC Teach等) この授業では、Google Classroomにおいて参考資料・参考ウェブサイトを提示し、【ICTを活用した自主学習支援】を行っている。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html