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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 英語史Ⅱ/History of the English Language II |
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担当教員(所属)/Instructor | 島﨑 里子 (文学部英語英文学科) |
授業科目区分/Category | 英語英文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 金/FRI 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
「言語」は時代の様々な様相を映し出しながら変化していく。それ故、言語と社会を切り離して考えることはできない。「英語」の言語的な特徴もまた、1000年以上にわたる英国・米国史上の様々な出来事と深く関連していることを理解する。英語を単なるコミュニケーション・ツールとしてではなく、異文化や社会を理解するための手掛かりとして理解し、言語に対する多角的な視野を獲得することを目標とする。 |
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授業概要 /Course description |
かつて、ゲルマン語の一方言であった「英語」は、政治・経済・文化の様々な局面で長年にわたって異文化接触を繰り返し、今日の国際語としての地位を獲得した。古英語から現代英語に至るまでの、各時代の文献や映像資料等も参照しながら、英語という言語がたどってきた変化の過程を、言語と社会の関係に注目しながら解き明かす。同時に、現在、世界的な広がりを見せる「英語」が抱える標準化や多様化の問題についても、歴史的な視点から捉え直す。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:授業計画の説明とイントロダクション 第2回:古英語から中英語までの概観 第3回:近代英語(Modern English)とは? 第4回:近代英語(Modern English)の背景1 第5回:近代英語(Modern English)の背景2 第6回:近代英語(Modern English)の背景3 第7回:近代英語(Modern English)を読む1 第8回:近代英語(Modern English)を読む2 第9回:異文化接触と英語(近代英語の場合) 第10回:意味変化と辞書 第11回:世界の英語(World Englises) 第12回:現代英語(Present English) 第13回:英語の標準化と多様化 第14回:試験とまとめ 第15回:総括 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
シラバスで示した項目とその関連箇所について予備知識を持っていることが、大いに授業理解の助けとなる。事前に各自で教科書や参考書等を読み、当該項目について自分なりのイメージや考え方をまとめておくと良い。 毎回、次回の授業の予習になるような小課題を課す。 各授業における予習復習時間数の平均は4時間程度を想定。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 ・寺澤盾著『英語の歴史』(中公新書) ISBN: 978-4-12-101971-4 その他、資料を適宜配付する。 【参考書】 ・松浪有編『英語の歴史』(大修館書店) ・稲木昭子他著『新えいご エイゴ 英語学』(松柏社) ・中尾俊夫著『英語の歴史』(講談社現代新書) ・ボー・ケイブル『英語史』(研究社)他 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 ・授業内試験(Exam in class) 60% ・平常点(participation in class) 10% ・その他(Other) 教員が指示する提出課題(30%) 【評価基準】 ・英語史の基本的な用語が身についているか。 ・政治的、社会的なさまざまな要因が、言語にどのような影響を及ぼすかを理解しているか。 ・英語の言語的な特徴や発達について、歴史的な視点から説明することができるか。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 Google Classroomで課題を課し、翌授業時に講評を行う。 |
備考 /Notes |
・授業の進み具合や履修者の理解度を考慮し、スケジュールや内容に多少の変更が生じる場合がある。 ・課題配信や提出等はGoogle Classroomを利用予定している。履修者への連絡はGoogle Classroomを通じて行う。 ・この授業では課題解決型学習を取り入れている。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html