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科目一覧へ戻る | 2023/03/18 現在 |
科目名/Course title | コミュニケーション概論Ⅰ/Introduction to Communication Studies I |
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担当教員(所属)/Instructor | 坪井 睦子 (文学部英語英文学科) |
授業科目区分/Category | 英語英文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2023年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 金/FRI 3 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
日常のコミュニケーションを問い直す |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
私たちの日々の社会的活動、文化的活動においては、他の人々とのコミュニケーションが欠かせません。本授業は、日常生活において当たり前のように行われているコミュニケーションについてあらためて問い直すことによって、グローバル社会におけるコミュニケーションの課題と可能性を探求することを目的とします。授業を通し、コミュニケーション学の基本的な知識を身につけ、その知見を活かし身近なコミュニケーションを分析、考察する技能を培うとともに、社会生活に必要とされるコミュニケーション能力を育むことを目指します。 なお、この授業はディプロマ・ポリシーの中の「専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身につけている」に対応しています。 |
授業概要 /Course description |
授業では、「コミュニケーション」とは何かという根本的な問題から出発し、コミュニケーションを捉える多様な視点を学びます。その上で、コミュニケーション学における基本的な考え方や理論、研究について学習し、日常の身近なコミュニケーションについて考察しながら、その多様性、多機能性、さらに文化や社会との深い関係性について理解を深めていきます。このような授業活動を通し、単なる言語的な能力にとどまらないコミュニケーション能力の多層性について理解し、その能力を培う方法を共に考えます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:初回ガイダンス/コミュニケーションとは何か 第2回:なぜ、人はコミュニケーションをするのか 第3回:コミュニケーションを考える視点 第4回:文化とコミュニケーション 第5回:言語コミュニケーション(1)コミュニケーションにおける言語 第6回:言語コミュニケーション(2)言語コミュニケーションの研究:言語学 第7回:言語コミュニケーション(3)言語コミュニケーションの研究:コミュニケーション学 第8回:言語と文化と思考 第9回:言語コミュニケーションとしての翻訳・通訳 第10回:コミュニケーションとコンテクスト 第11回:非言語コミュニケーション(1)非言語コミュニケーションの機能 第12回:非言語コミュニケーション(2)非言語音声メッセージ 第13回:非言語コミュニケーション(3)非言語非音声メッセージ 第14回:非言語コミュニケーション(4)空間と時間 第15回:まとめ:コミュニケーション能力再考 *なお、授業計画については、クラスの状況によって変更される場合があります。 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
(【予習】 各回、該当するテキストの箇所をよく読んで授業にのぞんでください。 【復習】 各回の授業内容について論点をまとめ、自らの感想、意見、疑問点を整理しておくこと。 各授業における予習と復習に必要な時間は、平均で4時間程度を想定しています。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 末田清子・福田浩子(2011)『コミュニケーション学:その展望と視点』(増補版)松柏社。 【参考書】 辻大介・是永論・関谷直也(2014)『コミュニケーション論をつかむ』有斐閣. 藤巻光浩・宮崎新(2019)『グローバル社会のコミュニケーション学入門』ひつじ書房. 他、随時授業時に提示します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業活動への主体的参加(30%)、授業ごとの課題(リアクションペーパー等)(30%)、期末レポート(40%) 全授業回数(15回)のうち5回以上(5回を含む)欠席していないこと、かつ期末レポートが期限までに提出されていることを成績評価の前提とします。欠席は減点とします。 【評価基準】 授業ごとの課題については、自ら主体的に取り組んでいるか、また自らの意見を述べる際には根拠を示し簡潔、明瞭に記述しているかどうかを重視します。 期末レポートについては、課題の内容をよく理解し、求められる要件を満たした上で、論理的な記述を行っているかどうかを重視します。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 授業ごとの課題に対しては、授業時にクラス全体に対しフィードバックを行います。 期末レポートについては、別途授業時に提示します。 |
備考 /Notes |
この授業には次の要素を取り入れています。 【討議(ディスカッション、ディベート)】 【グループワーク】 |