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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 英語音声学Ⅰ/English Phonetics I |
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担当教員(所属)/Instructor | 高本 裕迅 (文学部英語英文学科) |
授業科目区分/Category | 英語英文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 金/FRI 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
日英語の対照により体系的に英語音声を学ぶ |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
英語の音声を、日本語音声と対照させた体系として学び考えます。音声とは、私たちがインターパーソナルあるいはソーシャルな、しかも直接的なコミュニケーションをする際の基本的な媒体となっているものです。つまり、人間が発する音のうち、意思の伝達に用いる手段に使われるものです。しかしそれは、記録媒体である文字と違って、見ることもできませんし、騒音などの周囲の条件に多大に制約されるものでもあり、また発した途端に瞬時にして消え去ってしまうものです。だからといって決して架空のものではなく、それは私たちの脳の中にしっかりとした(心理的)実在として存在していますし、また伝達し合う人同士での約束事、つまり協約性や規則があります。このように私たちの中に存在している言語音声を顕在的・体系的に確認し、記述することを通して、英語という言語に関して、専門的な知見と技能を身につけることが目標です。 具体的には、子母音の調音、発音記号、英米の違い、アクセント、イントネーションなどの基本事項を修得するのが目標である。 |
授業概要 /Course description |
たとえば、英語と日本語の発音が異なっているのは、英語英文学科の学生なら皆感じていて知っていますが、その違いや類似点を客観的に詳述することはそれほどやさしいことではありません。それらの類似点・相違点を明らかにするには、なによりまず両方の言語の音声を聞いてみて、細かく観察していくのが第一歩になります。そして、この授業ではまず英語と日本語の音声を注意深く聴きながら、自らの知識を総動員して観察し、分析することを重視し、それを補う形で先人の研究成果を参考にしながら学んでいきます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
1.コースオリエンテーション 2.日英語音声システムの概要:日本語の子音(全体像) 3.日英語音声システムの概要:日本語の母音(全体像) 4.日英語音声システムの概要:日本語の音節構造 5.日英語音声システムの概要:英語のアクセント 6.日英語音声システムの概要:日本語のアクセント 7.日英語音声システムの概要:英語の子音(概要) 8.日英語音声システムの概要:英語の子音(子音表1~5) 9.日英語音声システムの概要:英語の子音(子音表6~10) 10.日英語音声システムの概要:英語の子音(子音表11~15) 11.日英語音声システムの概要:英語の子音(子音表16~20) 12.日英語音声システムの概要:英語の子音(子音表21~25) 13.日英語音声システムの概要:英語子音まとめ 14. 学期全体の要点の復習 15. 試験およびフィードバックと総括 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
文法や語彙に比べて、日本の英語教育では中心的な位置を占めて来なかった音声の重要性に対する認識を高めてほしい。 各回の授業外学習時間には、4時間程度を想定している。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。予習においては、配布物(HO:ハンドアウト)に事前に目を通すこと。また、復習いおいては、授業で指示した課題、特にタスクペーパーの復習を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
教科書/Text books】 ハンドアウト使用 【参考書/Reference books】 緒方勲監修、高本裕迅他執筆『英語音声指導ハンドブック』東京書籍、1995年 東後勝明監修『英語発音指導マニュアル』北星堂、2009年. |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 最終試験6割~7割、授業での課題点(タスクペーパーなど)2割、また授業への参加・貢献などを1割~2割として、総合点で6割以上を取ることを単位認定の基準とします。 【評価基準】 最終試験を通して、また授業内容へのコメントや意見による授業への参加・貢献など。 試験:授業で扱ったテーマに関する問題に解答できる 授業への参加度:積極的に発言し、授業へ参加している 課題:授業で扱ったテーマを理解し、真摯に取り組んでいる 【課題やレポートに対するフィードバックをする】 課題、レポートには、必ず教員(および学生)のコメントをつける機会を持つようにしている。 |
備考 /Notes |
この授業は、プレゼンテーション(希望制)を取り入れている。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html