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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2025/03/14 現在

科目名/Course title 東アジア映画研究/East Asian Cinema
担当教員(所属)/Instructor 姚 紅 (全学基盤教育部門グローバル言語・文化教育センター)
授業科目区分/Category 英語英文学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2025年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 月/MON 5
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
映画を通して異文化交流を学ぶ
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
本授業の目的は、東アジア映画交流の歴史を通じて形成された日本や日本人のイメージを考察することです。また、異文化交流に関する知識を深め、多言語・多文化共生社会の可能性と課題を新たな視点から見直すことを目指します。
授業概要
/Course description
本授業では、日中・日台の合作映画(日本語字幕付き)を鑑賞し、映画に描かれた日本や日本人のイメージを分析しながら、中国語圏(中国・台湾)の社会や文化に関する知識を深めます。
また、さまざまな葛藤や衝突を通じて、国境や言語を超えた異文化交流の実態を考察します。グローバル化が進む現代東アジア社会における文化の多様性を理解し、今後の多文化共生社会の可能性について考えていきます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:受講上のガイダンス:授業内容、評価基準、注意点などを説明する
第2回:「About Love アバウト・ラブ」①異文化コミュニケーションの諸概念
第3回:「About Love アバウト・ラブ」②留学生の異文化適応
第4回:「About Love アバウト・ラブ」③言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーション
第5回:「狙った恋の落とし方」①:見合いからみる中国人の恋愛観と結婚観
第6回:「狙った恋の落とし方」②:中国における日本ブーム・北海道ブーム
第7回:「狙った恋の落とし方」③:中国の映画やドラマにおける日本人のイメージ
第8回:まとめ(1)映画からみる日本と中国との交流
第9回:「101回目のプロポーズ SAY YES」①中国語圏で人気な日本ドラマ
第10回:「101回目のプロポーズ SAY YES」②国同士の異文化コミュニケーション
第11回:「101回目のプロポーズ SAY YES」③「ほめ言葉」の効果
第11回:「南風」①日本と台湾の交流
第12回:「南風」②偏見と差別
第13回:「南風」③異文化の「旅」の意味
第14回:まとめ(2)映画やドラマからみる台湾・日本の交流について
第15回:まとめ(3)異文化コミュニケーションにおける有効的な手段について
準備学習・履修上の注意
/Notices
毎回の授業後に、映画の内容を合わせてリアクションペーパー(300字程度)を提出してください。
各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。

【授業外学修の内容】
毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業で指示した課題を積極的に取り組むこと。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
授業内で適宜指示します。授業時に適宜プリントを配布します。

【参考書】
テーマに応じて、適宜に参考書を紹介します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
授業への参加度(30%)、毎授業のリアクションペーパー(20%)、課題レポート(50%)などを総合的に判断して評価する。

【評価基準】
授業への参加度:積極的に発言し、授業へ参加する。また、グループ活動へ積極的に参加し、ほかのメンバーと協力しながら課題を完成できる。
リアクションペーパー:単なる感想ではなく、自らの考えを記述する。
課題レポート:授業で扱ったテーマを理解し、持論を展開できる。

【リアクションペーパーのフィードバックの方法】
二回目以降、毎授業の冒頭に前回のリアクションペーパーの意見についてコメントを返す。
備考
/Notes
この授業は、グループディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションを取り入れている。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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