科目名／Course title	英語科教育法特講Ａ／English Teaching Methodology-Special Lectures (A)
担当教員（所属）／Instructor	坂本　ひとみ (文学部英語英文学科)
授業科目区分／Category	英語英文学科専門科目
授業形態／Type of class	講義
開講期／Semester	2025年度／Academic Year 　前期／SPRING
開講曜限／Class period	月/MON　4
対象所属／Eligible Faculty	文学部英語英文学科／Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature
対象学年／Eligible grade	2年 , 3年 , 4年
単位数／Credits	2

副題 ／SubTitle	学び続ける教師への第一歩
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	中学校および高等学校の英語教員として、小中高の発達段階を考慮し、国際社会における英語の役割から今日求められる英語力の育成について、授業の組み立てや実践の基礎となる話題を取り入れ、指導に関する知識と基礎的な技能を学ぶことを目標とする。
授業概要 ／Course description	本授業では、中学・高校の学習指導要領(外国語編)の目標・内容および小学校英語教育との関係を中核として、国際社会における英語の役割から今日求められる英語力の育成のあり方を学ぶ。授業の組み立てや実践の基礎となる話題を取り入れ、指導に関する知識と基礎的な技能を育成する。ディスカッションと発表をとおして、習得した知識に基づく私見を持てるようにする。本授業では、中学・高校の英語教科書を用いてマイクロティーチングも実施する。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第1回 ガイダンス：授業の目的、内容・方法、成績評価、教材について説明 第2回 世界の中の英語：ESLとEFL, World Englishes, CEFR, 複言語主義 第3回 第二言語習得：生得説と環境説、インプット仮説など 第4回 外国語教授法：文法訳読法、ダイレクト・メソッド、TPR, CLILなど 第5回 学習者：臨界期仮説、動機づけ、言語適性、発達障害と学習支援 第6回 学習指導要領①：小中高を繋ぐ観点から考える小学校外国語教育 第7回 学習指導要領②：小中高を繋ぐ観点から考える中学校外国語教育 第8回 学習指導要領③：小中高を繋ぐ観点か ら考える高校英語教育 第9回 言語要素の指導①：発音・文字・綴り字の指導、フォニックス 第10回 言語要素の指導②：語彙・表現・文法の指導とマイクロティーチング 第11回 教室英語：クラスルームイングリッシュやオーラルイントロダクションの演習 第12回 聞くことの指導とマイクロティーチング 第13回 話すこと[やり取り]の指導とマイクロティーチング 第14回 話すこと[発表]の指導とマイクロティーチングと確認テスト 第15回 振り返り、まとめ、テストの採点返却と解答解説
準備学習・履修上の注意 ／Notices	【授業外学修の内容】 講義を踏まえ、授業・課題への準備、授業後の省察、ポートフォリオ作成を進めること。 各授業回により異なるが、予習および復習時間数の平均は４時間程度。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書】 岡秀夫他. 『新・グローバル時代の英語教育』成美堂. 2020                ISBN:9784791972180 アレン玉井光江他. 『New Horizon Elementary 5』東京書籍. 2024 アレン玉井光江他. 『New Horizon Elementary 6』東京書籍. 2024 笠島準一、阿野幸一他. 『New Horizon 1』東京書籍. 2025 笠島準一、阿野幸一他. 『New Horizon 2』東京書籍. 2025 笠島準一、阿野幸一他. 『New Horizon 3』東京書籍. 2025 浅見道明他.『Power On Ⅰ』東京書籍. 2022                  【参考書】 授業内で、必要に応じて、提示します。
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 授業への取り組みと課題演習〔模擬授業〕、それらに基づくポートフォリオ（40%）、学修発表、相互評価に基づくフィードバック(30%)、確認テスト(30%)を総合して評価します。 【評価基準】 ・授業研究に主体的に取り組み、それを踏まえ自身の模擬授業への活用ができる。 ・授業内での発表や模擬授業の自己省察を行い、ポートフォリオを作成する。それに基づき、自身の学びを省察し、メタ認知できる。 ・授業内での発表や模擬授業実践においては、ともに学ぶ履修者の実践についても、相互評価やフィードバックを行い、協働的学びに貢献すべく努力している。 【課題（試験やレポート）に対するフィードバックの方法】 学習者の発表・模擬授業・ポートフォリオについてフィードバックを行う。
備考 ／Notes	【討議（ディスカッション、ディベート）を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表（プレゼンテーション）を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html