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科目一覧へ戻る | 2020/12/07 現在 |
科目名/Course title | 海外異文化体験研修/International Relations (Field Studies) |
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担当教員(所属)/Instructor | スミス セシリア (文学部英語英文学科) |
授業科目区分/Category | 英語英文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 実習 |
開講期/Semester | 2020年度/Academic Year 集中/INTENSIVE |
開講曜限/Class period | 外/OTR |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 4 |
副題 /SubTitle |
ニュージーランドの保育園でassistant teacherの経験を通して、異文化対応能力を高めよう。 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業は、多文化共生社会として知られるニュージーランド・オークランド市内の保育園での assistant teacher として経験を通し て、次の3つのことを学ぶことを目指す。 (1)様々な文化的背景を持つ子どもたちの教育現場において、それぞれの文化を尊重しながら教育することはどのようなことなのか を、子どもたちや保護者とのコミュニケーションを通じて体験的に学ぶ。 (2)ニュージーランドの幼児教育は日本のものとは様々な点で異なっており、現場でアシスタントとして関わることを通じて子ども 観の違いを経験的に学ぶ。 (3)指導教員や保護者との英語を通じたコミュニケーションだけでなく、幼児たちとの非言語的なコミュニケーションを体験するこ とで、コミュニケーション能力を高める。 この授業はディプロマポリシー中の「 異文化と自文化とを見渡す豊かな教養をもとに、多様な人々と協働し、対話する能力を身につけている。 」に対応しています。 |
授業概要 /Course description |
この授業は主に4つの部分から成り立っている。 (1)渡航前の事前研修(1日) (2)現地でのニュージーランド文化的背景や社会についての講義(1週間) (3)現地保育園でのアシスタント研修(3週間) (4)帰国後の振り返りとレポート+プレゼンテーション(1日) |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:オリエンテーション(NZの保育園で何を学ぶか) 第2回:事前指導ワークショップ(1)研修の目的の言語化と意識化 第3回:事前ワークショップ(2) PDCAの基礎を学び、研修をPDCAで考える。 第4回:事前ワークショップ(3) 研修における目的設定と自己理解。 第5回:現地での導入教育(1)ニュージーランドの国と社会 第6回:現地での導入教育(2)ニュージーランドの教育と多文化の意味 第7回:現地での導入教育(3)研修先保育園の見学とオークランドの文化的風土の理解 第8-10回相当:保育園での研修(1) 仕事を覚える 第11-13回相当:保育園での研修(2) 多文化共生教育について理解を深める 第14回:事後指導(1) PDCAを使って保育園での体験を振り返り 第15回:事後指導(2) 研修での学びを言語化し、体験を価値に換える。 プレゼンテーション |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
この研修授業は、一般の保育園の先生方の協力があって初めて実現した研修です。学生気分 が抜けないまま甘い気持ちで参加をすると、本人だけでなく保育園の子どもたちがケガをす るなど、多くの人々に迷惑をかけることになります。また、文化的な違いを十分に理解して 子どもや保護者に接するようにしないと、不注意な言動が大きな問題につながることも珍し くありません。 研修に参加をする場合は、常に前向きかつ積極的に人(保育園の先生、子どもたち、保護者 、受け入れホストファミリー等)と関わり良好な人間関係を構築するように常に心がけるこ と。それができないと判断をした場合は、事前指導の段階で参加を取り消すことがあります 。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 なし(渡航にあたっては「異文化体験研修のしおり」を用意するので、それを研修に持参す ること。 【参考書】 必要に応じて紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 現地での積極的な取り組み。(50%) レポート(30%) 現地からの評価・報告(20%) 【評価基準】 保育園のアシスタントとしての自覚を持ち、様々な文化的背景を持つ子どもたちに、文化的 な差異を十分理解し田上で、積極的にかかわることができているのかを、現地からの報告と レポートおよびプレゼンテーションにより総合的に評価をする。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |