シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | 特別支援教育概論(中・高)/Introduction to Special Education |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 秋元 有子 (人間総合学部発達心理学科) |
授業科目区分/Category | 教職に関する科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 水/WED 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
学習上又は生活上の困難のある子どもが、授業において達成感を持ちながら学び、生きる力を身につけていけるように、幼児、児童及び生徒の学習上又は生活上の困難を理解し、個別の教育的ニーズに対して、他の教員や関係機関と連携しながら対応するために必要な知識や支援方法を理解する。発達障害を含む特別の支援を必要とする子どもには、認知特性に応じた支援が必要であることを理解する。 |
---|---|
授業概要 /Course description |
発達障害を含む特別の支援を必要とする幼児、児童又は生徒は認知特性により発達経過において異なる学習上又は生活上の問題が生じることを、具体例を通して学び、そのことに配慮した支援の方法を理解する。特別支援教育コーディネーターの役割や関係機関の存在を知り、家庭とも連携しながら支援体制を構築することの必要性を理解する。様々な教育的ニーズのある子どもの学習上又は生活上の困難について基礎的な知識を身につけ、その対応を理解する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:特別支援教育の実態を具体例を挙げて解説する 第2回:インクルーシブ教育の理念を含めた特別支援教育の制度について 第3回:特別の支援を必要とする幼児、児童又は生徒の発達経過について 第4回:特別の支援を必要とする幼児、児童又は生徒の心理的特性について 第5回:特別の支援を必要とする幼児、児童又は生徒の学習の過程について 第6回:視覚障害・聴覚障害・肢体不自由等を含む様々な子どもの学習上または生活上の困難 第7回:特別の支援を必要とする幼児、児童に対する認知特性を配慮した支援の方法 第8回:特別の支援を必要とする生徒に対する認知特性を配慮した支援の方法 第9回:通級による指導及び自立活動について具体例を通して理解する 第10回:認知特性を配慮した個別の指導計画及び教育支援計画(言語能力の弱さに対応) 第11回:認知特性を配慮した個別の指導計画及び教育支援計画(視覚機能の弱さに対応) 第12回:認知特性を配慮した個別の指導計画及び教育支援計画(注意力の弱さに対応) 第13回:特別支援教育コーディネーター、関係機関や家庭と連携した支援体制の構築 第14回:特別な教育的ニーズのある幼児、児童及び生徒の学習上又は生活上の困難とその対応 第15回:学習上又は生活上の困難を早期に把握し支援を開始することの重要性 試験の実施について |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
本授業の予習・復習にはおおむね4時間を想定しています。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
授業中に適宜資料を配布する |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 学期末試験(80%)、授業への参加度(20%) 【評価基準】 授業では課題に対して発言を求め、小グループでの話合いも実施する。自分の考えや疑問を提起できる点を評価基準とする。学期末試験では基本的な知識とともに、授業中の課題を通して学んだ内容の記述も重要な評価基準とする。60%以上を合格とする 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 提出物などにコメント等を返す |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html