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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 教育原理(中・高)/Principles of Education |
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担当教員(所属)/Instructor | 油井原 均 (文学部国語国文学科) |
授業科目区分/Category | 教職に関する科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 水/WED 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
・教育という営みの本質や理念、およびその意義について考察することができる。 ・近世と近代の学校教育の比較などを通して、教育の思想や歴史にかかわる基礎的・基本的事項について習得することができる。 ・教育経験や講義内容をもとに、自身の教育観の形成過程をふりかえり考察することができる。 |
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授業概要 /Course description |
上記の達成のために、「教育」(Education)という言葉の意味内容の歴史的変遷、近代学校教育の特質としての「発達への助成的介入」、近代社会における学校教育の配分・選抜機能、ヨーロッパにおける古代から近世・近代の教育理念・思想の概観、近代から現在に至る日本の教育制度形成過程の概要を主な内容として展開する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:「教育」という営みとその意義(1):「教育」と「産育」/Educationの意味内容について 第2回:「教育」という営みとその意義(2):近世社会の「人づくり」と年齢階梯制 第3回:「発達」「選抜」概念と学校教育 第4回:日本の教育の歴史(1)近世社会の身分制と教育機関 第5回:日本の教育の歴史(2)近代学校制度の形成過程と教授法の確立 第6回:日本の教育の歴史(3)「児童中心」という思想と教授法改革/戦争と学校教育 第7回:第二次大戦後から現在にいたる公教育の理念と目的について 第8回: 生涯学習社会の到来と学力観の転換について 第9回: 西洋近代における教育思想(1)人間観と教育論の展開 第10回: 西洋近代における教育思想(2)「子ども」期の出現と「教育(学)」の成立 第11回:西洋近代における教育思想(3)啓蒙思想における進歩主義と国民教育(公教育)の成立 第12回: 西洋近代における教育思想(4)「新教育」と社会階層の関連について 第13回:学校教育をめぐる課題(1)外国人児童生徒の状況と課題 第14回:学校教育をめぐる課題(2)教育機会の確保をめぐって 第15回:「公教育」概念について/まどめの課題について |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
本授業の予習・復習にはおおむね4時間を想定しています。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。予習復習には、LMS上に毎回提示する課題、授業資料などを活用すること。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特定の教科書は用いない(担当者による資料類を中心に展開する)。 【参考書】 田嶋・中野・福田・狩野著『やさしい教育原理』(有斐閣2011年)、八鍬友広『読み書きの日本史』(岩波新書2023年)、苅谷剛彦『学校って何だろう』(ちくま文庫 2005年)、中澤渉『学校の役割ってなんだろう』(ちくまプリマー新書2021年)、寺崎・藤田・田中編『教育学入門(子どもと教育)』(岩波書店 1997年)をあげておく。そのほかの文献等は、授業の進行に応じて紹介していく。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 平常点 (授業で求めるコメント記述内容 50%)と小レポート提出課題結果(50%)を総合して評価する。 【評価基準】 平常点 :教員からの問いかけに対して応答し,授業に参加している。 課題:授業で扱ったテーマを理解し、真摯に取り組んでいる。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 学内LMSシステムを利用し、コメントを順次付していくので確認すること。 |
備考 /Notes |
・この授業は、ICT を活用した双方向型授業について、LMSを用いた双方向のやりとり、動画資料作成・発表などを行っていく。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html