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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 教育実習A(中・高)/Student Teaching Internship (A) (Junior and Senior High School) |
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担当教員(所属)/Instructor | 油井原 均 (文学部国語国文学科) |
授業科目区分/Category | 教職に関する科目 |
授業形態/Type of class | 実習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 通年/ONE-YEAR |
開講曜限/Class period | 水/WED 6 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 4年 |
単位数/Credits | 5 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
・教育実習に臨む際の具体的な準備内容などについて理解できる。 ・指導計画(指導案など)の作成方法などについて理解し、事前に作成できる。 ・実習経験をもとに教職の実際を理解するとともに、今後の職業生活について考察を深めることができる。 |
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授業概要 /Course description |
この授業では、中学校・高等学校における教育実習において必須となる事項(学習指導、生活指導、学校運営、服務全般など)を重点的に扱う。特に、実習を行うにあたっての注意事項、授業をする際の教材研究の方法、指導計画書(教案/指導案)の作成方法、具体的な生徒指導のありかたなどを実践的に学習する。 なお事前指導・事後指導等においてディスカッションなどを通した省察の機会を設定し、実習体験をより実りあるものとして活かすことを試みたい。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
(1) 教育実習の意義と位置づけについて (2) 実習にあたっての講話(実践者・行政担当者など) (3) 教育実習生としての心がまえ、実習日程の実際 (4) 学校教育に参加するうえでの諸注意 (5) 中学校・高等学校の日常と学習活動 (6) 実習校とのうちあわせと具体的な準備 (7) 教材研究と指導計画書の作成方法 実習にあたっての個人の研究テーマ (8)〜(10) 実習(3~4週間) (11) 実習後の指導(礼状作成、作成教材等のまとめ、実習後の学校との交流など) (12) 実習のふりかえり:グループでの体験の共有 (13) 実習のふりかえり:講話(現在求められる中等教職の教師像) (14) ~(16) 実習のふりかえり:個人面談とグループディスカッション (17) 実習報告書の作成 (18)〜(22) プレゼンテーション①:実習校の概要と実習体験の紹介 (23)〜(27) プレゼンテーション②:実習のまとめ(後輩への助言等を含む) (28) 講話:学校教育の現状と教職(臨床的生活指導・他職種との連携など) (29)最終課題とその解説 (30) まとめ(中等教育の社会的役割、教職に求められる専門性) |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
「事前指導・事後指導を含む実習科目」という性格上、無断欠席は認めない。卒業後すぐに教壇に立つことができない学生も、教育実習中は「白百合女子大学を代表して教壇に立つ」ことを自覚して真摯に授業に取り組むこと。 また、現今の社会状況により、心身の健康を維持する重要性はきわめて大きくなっている。実習実施を前提として日々の生活を再構成するよう努めること。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書/Text books】 文部科学省『中学校学習指導要領』『高等学校学習指導要領』(全領域について掲載されているもの)、『中学校学習指導要領解説』『高等学校学習指導要領解説』(実習予定教科のもの) 【参考書/Reference books】 必要に応じて配布・指示する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法/Evaluation】 事前事後指導における取り組みの様子(20%)、教育実習時の評価(実習日誌、研究授業指導案などによる)(40%)、実習報告書の内容(20%)、記述式小試験(20%)によって、総合的に評価する。 【評価基準】 実習経験(事前準備、実習ノート記載、指導計画作成など)に誠実に取り組んでいる。 実習経験に基づいて、その成果と課題を明確に示すことができる。 (課題・小試験)授業で扱ったテーマを理解し、真摯に取り組んでいる。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 学内LMSシステムを利用し、コメントなどを順次付していくので確認すること。 |
備考 /Notes |
事前指導・事後指導においてグループワークを取り入れる。また、実習経験を概括する発表(プレゼンテーション)を実施することで、中核となる各学校での実習経験自体の相対化・深化を目指す。 本授業担当者は中等教育機関での専任教員経験を持っており、その経験をもとに履修者に適宜指導助言等を行っていく。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html