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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 生涯学習概論/Introduction to Lifelong Learning |
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担当教員(所属)/Instructor | 安斎 聡子 (全学基盤教育部門ライフ・リテラシー教育センター) |
授業科目区分/Category | 司書に関する科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 木/THU 5 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
「生涯学習」は、人が生涯を通じて行う学習活動であり、自らに適した手段や内容を選んで自発的、自律的に行う学習として捉えられています。この生涯学習の考え方は、ごく一般的なことのように思えますが、現代社会が抱える課題や困難を背景に獲得されてきたものであり、生涯学習の理念や理論への理解は、司書資格取得をめざす人はもとより、変化の激しい現代社会を生きる私たちに、重要な視座を与えてくれるものです。履修者においては、この講義を通じて生涯学習の理念や理論などを理解し、生涯学習を含む学習そのものに対して自身の考えを持っていただきたいと考えます。 |
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授業概要 /Course description |
生涯学習の理念や理論、生涯教育・生涯学習論の展開、生涯学習に関する法制度や行政施策、学習支援のあり方や学習法、生涯学習支援に関わる多様な人びと、連携、評価などをテーマとし、主として講義形式で授業を進めていきます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:生涯学習の概念① 生涯学習の意義・特質、生涯教育・生涯学習の概念、多様な学習機会 第2回:生涯学習の概念② 生涯学習社会の意義、生涯学習社会における家庭教育・学校教育・社会教育の役割と連携 第3回:生涯学習と人間形成 第4回:教育の原理と生涯学習を支える思想、日本・諸外国における生涯学習の発展と特質 第5回:生涯学習を支援するの施設の管理・運営、連携① 公民館、博物館 第6回:生涯学習を支援するの施設の管理・運営、連携② スポーツ施設、青少年教育施設等 第7回:生涯学習施設としての図書館 第8回:生涯学習における学習の実際(内容、方法、形態)、学習情報の提供と学習相談 第9回:生涯学習・社会教育行政の意義・役割、行政による生涯学習振興 第10回:生涯学習振興施策の立案と推進、一般行政との関連・連携 第11回:自治体の行財政制度と教育関連法規、生涯学習施設と指定管理者制度、施設の評価 第12回:生涯学習支援にかかわる多様な人びと、ボランティアと生涯学習 第13回:学習への支援、生涯学習・社会教育指導者とその役割、学習成果の評価と活用 第14回:生涯学習の展望 第15回:試験とまとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
生涯学習はあらゆる人が対象となる営みです。履修者には講義の内容を自らの経験に照らし合わせながら、主体的に考えることを望みます。 【予習】 ・シラバスに基づき次回のテキストの範囲を読んでおくこと。 ・その他必要な準備については授業内でそのつど示す。 【復習】 ・講義内容を確認し、気づいた点や問いをまとめておくこと。 ・テキストを再度読みなおすこと。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には、概ね4時間程度かかると想定されます。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 香川正弘・鈴木眞理・永井健夫.『よくわかる生涯学習』(改訂版).ミネルヴァ書房,2016. ISBN:9784623076314 【参考書】 授業のなかで必要に応じて適宜紹介します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 試験(50%)、授業への参加度(50%)により評価します。 【評価基準】 試験:講義で扱ったテーマに関する問題に解答できるとともに、自身の考えとその根拠を明確に述べられること。 授業への参加度:発言、リアクションペーパーを用いた意見の提示に関して、積極的に参加していること。 【リアクションペーパー、課題等に対するフィードバックの方法】 各授業におけるリアクションペーパーに書かれた意見、質問等とそれらへのフィードバックについては、授業内で取り上げ共有を図ります。 |
備考 /Notes |
この授業は次の要素を取り入れています。 ・討議(ディスカッション) ・グループワーク 本授業に関する連絡は、授業内のほかmanabacourseなどを通じてお知らせします。適宜確認するようにしてください。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html