![]() ![]() |
科目一覧へ戻る | 2023/03/18 現在 |
科目名/Course title | 図書館情報技術論/Study of Library Computer System/Networks |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 今井 福司 (基礎教育センター) |
授業科目区分/Category | 司書に関する科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2023年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 2 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
本授業においては、図書館業務に携わる上で必須となっているICT(Information and Communications Technology)について、業務上の支障が無い程度に知識を保有し、かつ簡単な情報技術については自ら活用できるようになることを目標とする。本授業においては、簡単な情報技術の活用として、講師が提示した題材を用いて電子書籍作成を行うことを求める。 |
---|---|
授業概要 /Course description |
図書館業務においては、ICTを修得していることが必要不可欠となり、これら技術を用いた情報発信が求められる場面も出てきている。この授業の目的は、そのような業務に必要な基礎的な情報技術を習得し、活用できるようになることを目指す。具体的には、コンピュータ等の基礎、図書館業務システム、データベース、検索エンジン、電子資料、コンピュータシステム等について解説しながら、様々なシステムなどに触れる予定である。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 情報化社会と図書館、図書館における情報技術活用 第2回 コンピュータの仕組み、二進数、ビットの概念 第3回 インターネットとWWW、ネットワークの基礎 第4回 検索アルゴリズム、検索エンジンの仕組み 第5回 データベースの仕組み 第6回 図書館システムとその仕組み 第7回 電子資料の管理技術:電子図書、電子書籍端末、デジタル・アーカイブ、電子図書館 第8回 多様なニーズに対応した電子メディアの活用について(マルチメディアDAISY) 第9回 著作権(著作権法、読み聞かせに関する著作権、クリエイティブ・コモンズ) 第10回 演習(1):電子書籍EPUBの仕組みと制作に関わる各種ヘルパーツール 第11回 演習(2):電子書籍を作成するのに必要なタグの修得と各種メディアの電子書籍への搭載方法 第12回 演習(3):電子書籍EPUBの制作とアップロード作業 第13回 情報セキュリティとその扱いについて 第14回 最終試験とまとめ 第15回 試験のフィードバックと演習結果の報告ならびに相互評価 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
【授業外学修の内容】 ・各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。 (予習)事前配布した資料やテキストを事前に読んでおき、概要を掴んだ上で出席すること。 (復習)授業で扱った内容について各種用語辞典で定義を確認し、自分の疑問点などを整理しておく。また、授業において指示した課題を行うこと。 【その他の注意事項】 ・基本的なPCの操作については各自でフォローすること。特にこの授業ではPCを使えることが前提となる。 ・授業進行上妨げとなるような行為を行わないこと。 ・演習内容は受講生の希望や進度に応じて変更する場合がある。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 塩崎亮、今井福司、河島茂生(編著). 『図書館情報技術論: 図書館を駆動する情報装置 第2版』 ミネルヴァ書房, 2022. 【参考書】 きたみりゅうじ(著). 『改訂5版 図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説』 技術評論社, 2021. |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 最終試験の結果(50%)ならびにEPUB演習の結果(20%),授業の参加,小課題の成果(30%。授業点と称する。)による。 【評価基準】 授業への参加,小課題は毎回授業中に提示する課題に取り組み,適切にこちらの問題に解答できているか,最終試験は用語の説明や実際の分類について適切な対応方法の提示ができているかを評価基準とする。 |
備考 /Notes |
・この授業は、リアルタイムのコメントシステムを活用したICTを活用した双方向型授業を行う。 ・この授業は、授業記録の映像アーカイブや各種ウェブサイトのリンク集を活用してICTを活用した自主学修支援を行っている。 |