科目名／Course title	情報サービス演習Ⅱ／Information Service Ⅱ (Seminar)
担当教員（所属）／Instructor	蓑田　明子 (全学基盤教育部門ライフ・リテラシー教育センター)
授業科目区分／Category	司書に関する科目
授業形態／Type of class	講義・演習
開講期／Semester	2025年度／Academic Year 　後期／AUTUMN
開講曜限／Class period	木/THU　4
対象所属／Eligible Faculty
対象学年／Eligible grade	3年 , 4年
単位数／Credits	2

授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	インターネット上に豊かな情報が構築され、情報サービスで用いられるレファレンスツールが多様化してきている。本演習では、情報サービスに関わる図書館業務について実践的な能力を養うことを目的として演習課題に取り組み、オープンアクセスのデータベースを中心に、レファレンスサービスに必要な知識とスキルを向上させることを目標とする。
授業概要 ／Course description	情報検索について取り扱ったあと、オープンアクセスのデータベースを用いて国内外の所蔵調査、文献調査、統計情報、法令・判例情報、特許情報を取り扱う知識とスキルを学び、ビジネス調査をはじめとする各種調査に役立つ演習を行う。また、発信型情報サービスに関する演習では、パスファインダーを作成する。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	1　検索の基本 2　Webページ、Webサイトの探し方 3　日本の所蔵館の探し方 4　外国の所蔵館の探し方 5　日本の論文の探し方 6　ERIC 7　国立国会図書館の情報サービス 8　科学技術振興機構の情報サービス 9　国立情報学研究所の情報サービス 10　統計情報 11　パスファインダーの企画書作成 12　パスファインダーの作成と発表 13　法令データ提供システム 14　J-PlatPat特許情報の探し方 15　試験とまとめ なお、授業の進行に応じて適宜構成を変更する可能性がある。
準備学習・履修上の注意 ／Notices	原則として「情報サービス論」および「情報サービス演習Ⅰ」を履修済みであること。 白百合女子大学図書館はもとより、様々な図書館の利用者としての経験を豊かに持つように心がけてほしい。 また、演習科目であるため授業時間以外で課題を調査する時間を確保すること。 この授業は４時間の予習復習時間が必要であると予想される。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書】 原田智子編「三訂 情報サービス演習」樹村房　2021 ※情報サービス演習ⅠとⅡで共通して使用します。 【参考書】 山崎久道, 原田智子編「改訂 情報サービス論」樹村房　2019
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 ・授業の参加 ・授業内発表 ・授業時間外に取り組むレポート 　以上：50% ・最終試験：50%として、総合評価60%以上を単位認定の最低条件とする。 【評価基準】 ・レポート：調査プロセスを踏まえているかを重視する。 ・最終試験：これまで学んできたことを理解できているか、またそれらを詳細,網羅的に説明できているかを評価する。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 ・課題については、授業冒頭にて講師が適宜解説を行う。
備考 ／Notes	この授業は公共図書館における司書として実務経験のある教員による授業であり，実際の図書館現場における図書館サービス経験を生かして実践的授業を行うものである。 【討議（ディスカッション、ディベート）を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表（プレゼンテーション）を取り入れている】

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html