シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | 学校と発達/School Education and Child Development |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 宮下 孝広 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 学部共通科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 水/WED 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
我々の生活に深く浸透している学校や教室の仕組みと、そこで展開される活動、それを通じて形成される知識・技能や人間関係などについて見直し、学校が発達をどのように方向づけているかについて考察する。 |
---|---|
授業概要 /Course description |
子どもの発達に対する学校の影響を、例えば、歴史をさかのぼって現代と比較することによって、また、就学が当たり前ではない文化圏の子どもとの比較によって、さらに、教育によって形成される知識と日常的な経験から形成される知識との対比などによって、考察する。また、学校および学級の仕組み自体やそこにおける人間関係の特質を見たうえで、子どもの成長・発達を導く環境として学校がどのような課題を抱えているか、そしてどのようにあるべきかについても検討する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 イントロダクション:日常生活に浸透する学校という制度 第2回 学校の歴史:義務教育の成立と定着 第3回 学級という仕組み 第4回 試験の役割 第5回 学校の社会的選抜機能 第6回 学校で学ぶことの意義(1):文化と認知 第7回 学校で学ぶことの意義(2):科学的概念と生活的概念 第8回 学校で学ぶことの意義(3):リテラシーとコンピテンシー 第9回 学校で学ぶことの意義(4):協同的な学習 第10回 学校が抱える問題(1):いじめ 第11回 学校が抱える問題(2):不登校 第12回 学校が抱える問題(3):格差と貧困 第13回 学校以外で学ぶことの可能性(1):博物館 第14回 学校以外で学ぶことの可能性(2):ミュージアム・エデュケーション 第15回 教えることの起源と教示行為の発達 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
授業前に配信する資料にあらかじめ目を通し、授業の予習としていただきたい。 質問は随時受け付けるが、オフィス・アワーを活用するなどして、授業外の学習にも発展させてくれることを期待する。 詳しくは第1回授業時に指示する。 各授業における予習復習時間数の平均は4時間程度と考えている。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特に使用しない。必要な資料は随時配信・配布する。 【参考書】 参考文献は随時紹介する |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 まとめのレポートを課す(70%)他、リアクションペーパーを通じての授業の理解度と、コメント紹介を通じての授業への貢献度を平常点として加味する(30%)。 毎回の授業で紹介するコメントについて、必ず補足するので、学習の補いとしてもらいたい。 【評価基準】 まとめのレポートは、授業で扱った内容についての理解と考察の深まりを重視して評価する。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 希望者に個別に指導する。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html