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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | ジェンダーと社会/Gender and Society |
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担当教員(所属)/Instructor | 井田 瑞江 (人間総合学部発達心理学科) |
授業科目区分/Category | 学部共通科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 金/FRI 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
日本社会の構造とジェンダー |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業ではジェンダー意識によって支えられた日本社会の構造に関する解説を通して、ジェンダーに囚われない社会の必要性について理解し、私たちの生活に潜んでいる「見えない」問題に気づける視点を身につける。 |
授業概要 /Course description |
ジェンダー(文化的・社会的性差)の視点から身近な諸現象を考察してみると、私たちが自然であり、当たり前だと感じている「女らしさ」「男らしさ」「女性の役割」「男性の役割」が、実はジェンダーによって構成されたものであることに気づかされる。 この授業では、学校教育、結婚、社会保障制度、ケア役割と賃労働など、「家族」や「女性の生き方」に関連するテーマをとりあげ、ジェンダー意識によって支えられた社会の構造を明らかにしていく。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:ガイダンス:授業内容、注意点について 第2回:学校教育とジェンダー(女子校の存在意義) 第3回:結婚制度と法(婚姻届、夫婦別姓、事実婚) 第4回:日本女性の生き方の変遷 第5回:日本の社会保障制度とジェンダー(年金制度、税金) 第6回:日本人の介護観(老親の介護は誰がやるものか?) 第7回:母親と子育て(母乳育児、弁当作り) 第8回:子育て方法の変化と少子化の深刻化 第9回:父親と子育て(イクメン、男性と育児休業) 第10回:仕事と子育ての両立(保活、一年生の壁、PTA) 第11回:主婦の存在価値(主婦論争と負け犬の遠吠え) 第12回:家庭科教育と女子力 第13回:メディアとジェンダー 第14回:ワーク・ライフ・バランスと男女共同参画社会 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
(予習)次回授業のキーワードについて図書館やインターネットで調べておく。 (復習)その日の授業内容のポイントを整理しておく。 各回の授業外学習(予習・復習)時間数の平均は4時間程度を想定。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特に使用しない。資料を配付します。 【参考書】 授業時に適宜紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業内容に関する課題(50%)、学期末レポート(50%) 【評価基準】 授業内容に関する課題は、授業内容の理解度や課題のポイントに沿って論じられている点、学期末レポートは授業内容を理解し、自らの考えを論じている点を評価基準とする。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 授業内容に関する課題は、課題実施回の翌週以降の授業でコメントする。 学期末レポートについては、提出期限後にmanabacourseで講評を行う。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html