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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title ジェンダーと社会/Gender and Society
担当教員(所属)/Instructor 井田 瑞江 (人間総合学部発達心理学科)
授業科目区分/Category 学部共通科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 金/FRI 4
対象所属/Eligible Faculty 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
日本社会の構造とジェンダー
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
この授業ではジェンダー意識によって支えられた日本社会の構造に関する解説を通して、ジェンダーに囚われない社会の必要性について理解し、私たちの生活に潜んでいる「見えない」問題に気づける視点を身につける。
授業概要
/Course description
ジェンダー(文化的・社会的性差)の視点から身近な諸現象を考察してみると、私たちが自然であり、当たり前だと感じている「女らしさ」「男らしさ」「女性の役割」「男性の役割」が、実はジェンダーによって構成されたものであることに気づかされる。
この授業では、学校教育、結婚、社会保障制度、ケア役割と賃労働など、「家族」や「女性の生き方」に関連するテーマをとりあげ、ジェンダー意識によって支えられた社会の構造を明らかにしていく。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:ガイダンス:授業内容、注意点について
第2回:学校教育とジェンダー(女子校の存在意義)
第3回:結婚制度と法(婚姻届、夫婦別姓、事実婚)
第4回:日本女性の生き方の変遷
第5回:日本の社会保障制度とジェンダー(年金制度、税金)
第6回:日本人の介護観(老親の介護は誰がやるものか?)
第7回:母親と子育て(母乳育児、弁当作り)
第8回:子育て方法の変化と少子化の深刻化
第9回:父親と子育て(イクメン、男性と育児休業)
第10回:仕事と子育ての両立(保活、一年生の壁、PTA)
第11回:主婦の存在価値(主婦論争と負け犬の遠吠え)
第12回:家庭科教育と女子力
第13回:メディアとジェンダー
第14回:ワーク・ライフ・バランスと男女共同参画社会
第15回:まとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
(予習)次回授業のキーワードについて図書館やインターネットで調べておく。

(復習)その日の授業内容のポイントを整理しておく。

各回の授業外学習(予習・復習)時間数の平均は4時間程度を想定。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
特に使用しない。資料を配付します。

【参考書】
授業時に適宜紹介する。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
授業内容に関する課題(50%)、学期末レポート(50%)

【評価基準】
授業内容に関する課題は、授業内容の理解度や課題のポイントに沿って論じられている点、学期末レポートは授業内容を理解し、自らの考えを論じている点を評価基準とする。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
授業内容に関する課題は、課題実施回の翌週以降の授業でコメントする。
学期末レポートについては、提出期限後にmanabacourseで講評を行う。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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