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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 児童文化入門A/Introduction to Children's Culture (A)
担当教員(所属)/Instructor 浅岡 靖央 (人間総合学部児童文化学科)
授業科目区分/Category 児童文化学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 火/TUE 3
対象所属/Eligible Faculty 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
児童文化の歴史的展望
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
児童文化を歴史的に概観することで、児童文化の本質と意義を理解し、子どもの生活世界に対する認識ならびに子ども観を深めるとともに、児童文化研究に関する基礎的な知識を身につけることを目標にします。
授業概要
/Course description
子どもたちの生活にかかわる広範な文化と、その遊びの中に大人がもたらしたさまざまな児童文化財のありようを、時代の変化とともに見ていきます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
1 入門の入口―児童文化とは何か
2 児童文化の輪郭―狭義と広義、物語系と非物語系
3 歴史の中の子ども① 原始~古代―子どもの痕跡、「子宝」的児童観
4 歴史の中の子ども② 中世―遊び・労働・学び
5 昔話「桃太郎」の登場―口承文芸
6 歴史の中の子ども③ 近世―絵本・商品玩具
7 近代化と子ども① 学校教育の普及―唱歌の登場
8 「桃太郎」の変容―回春型から果生型へ
9 近代化と子ども② ナショナリズム―お伽噺・お伽口演・お伽芝居
10   近代化と子ども③ 新しいメディアとキャラクター―映画・レコード・マンガ
11   近代化と子ども④ 新中間層と児童芸術―童話・童謡・児童劇
12   戦争と児童文化① 児童読物の統制
13   戦争と児童文化② 少国民文化への変容
14   戦後社会と児童文化
15   まとめ―歴史をふりかえって
準備学習・履修上の注意
/Notices
準備学習としては、各回の授業内容のふりかえり(復習)が中心となります。「児童文化」という多義性・多様性を含む領域を扱う上に、「入門」という科目の性質上、どうしても広く浅い内容になりますが、授業全体の中から、今後の学生生活につながる何かをつかんでほしいと考えています。
各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定されます。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
指定なし。

【参考書】
授業の中で適宜紹介します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
期末レポート(70%)、授業内提出物(20%)、授業への参加度(10%)により評価します。

【評価基準】
期末レポート:授業内容に関する的確な理解と、文章表現における適切性を評価基準とします。
授業内提出物:求められた課題を適切に理解し、それに応じる内容となっているかどうかを評価基準とします。

【レポート等に対するフィードバックの方法】
期末レポートはコメントを付して返却します。授業内提出物に関するコメントはその後の授業内で行います。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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