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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | わらべうた研究/Japanese Nursery Rhymes (Research) |
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担当教員(所属)/Instructor | 髙橋 佳奈枝 (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 児童文化学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 水/WED 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
「わらべうたと、乳児・幼児・学童との関わり」 伝承されてきたわらべうたとは、何を目的に伝承されてきたのか。 先人たちが贈り伝えてきたものは何だったのかを考える。単なるあそびだと思われているその奥に潜む深い知恵をひもとき、次世代に繋げていけるような知識を深める。 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
日本人の子育て・人育てとして育まれてきた知恵のひとつである「わらべうた」とその有効性を探り、発達を支え伸びる「力」を引き出す方法を身に付けることを目的とする。 実際にわらべうたをうたいあそぶことから、子どもの心身の成長発達を体験的に学ぶ。 伝承文化のひとつである「わらべうた」を様々な観点から分析し、理解を深める。またそのために必要な楽譜の読み書きを学ぶ。 |
授業概要 /Course description |
少子化のすすむ現代の子育て状況は、私たちの想像を超える勢いで進んでいます。先人たちの知恵を借り、私たち日本人の人育てがどのように伝えられてきたかを探り、現代に生きる子育て支援や保育園・学童での取り組みを含めた、子どもの育ちを考え、活かせる知識をお伝えしたいと思います。 「人は人によりのみ育つもの」と言うことがどこかで忘れられているような昨今、しっかりと向き合い育てるとはどいうことなのか。本当に大切なことはなにかというヒントにもなると思います。 特に乳児期は人間の歴史をなぞるように成長していきます。その大切な時期に身に付けることや側にいる大人の役割は何かを知ることは大切です。 また、「わらべうた」は日本人の生活の中で生み出され歌い継がれてきた伝承の音楽です。この音楽的観点も大切に手渡していけるような知識も学びたいと思います。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:わらべうたとは 第2回:わらべうたの言葉とリズム 第3回:乳児期の発達とわらべうた(0歳児) 第4回:乳児期の発達とわらべうた(1・2歳児) 第5回:幼児期の発達とわらべうた(3・歳児) 第6回:幼児期の発達とわらべうた(4・5歳児) 第7回:学童j期の発達とわらべうた(6・7歳児~) 第8回:粗大運動・微細運動の発達観点から 第9回:社会性の発達観点から 第10回:言語発達・認識・思考の観点から 第11回:音楽的発達の観点から 第12回:日本人のものの見方と「生活」「自然」のわらべうた 第13回:伝統行事とわらべうた 第14回:発表・ふりかえり 第15回:発表・ふりかえり |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
・動きやすい服装と履物で授業にのぞむこと。 ・教科書・筆記用具を用意すること。 ・実践したわらべうたを復習し、次の授業までに覚えること。 ・毎回のリアクションペーパーの提出。 各回の授業学習時間(予習・復習)には平均4時間程度かかると想定される。調べ学習や聞き取りなどは丁寧に行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 わらべうたと子どものそだち 木村はるみ 著 エイデル研究所 *必ずテキストを用意のこと 参考文献は必要に応じて紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業の参加態度と提出物・簡単な実技試験 レポートの提出と発表・授業内の歌の実技試験も評価の対象とする。 リアクションペーパーの提出(感想ではなく、あそびの分析や自らの考えを記述すること) 【評価基準】 授業への参加度・積極性・能動性 レポート(20)発表(30)実技試験(30)提出物(20) 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 提出後の授業内で課題を共有する。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 能動性を重視します。 【グループワークを取り入れている】 集団であそぶ場面の中でそれぞれ考えてもらいます。 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 調べたことなどを発表。分析すること。 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 実際にあそびを体験しながら振り返り分析に繋げる。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html