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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | 絵本制作研究Ⅱ/Designing Picture Books Ⅱ(Research) |
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担当教員(所属)/Instructor | いりやま さとし (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 児童文化学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 火/TUE 3 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
前期授業で学んだ内容を踏まえて、後期授業ではより内容を深め、物語性のある オリジナル絵本の制作を目指す。 また使用画材も自分に合ったものを研究し作画技術を向上させる。 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業は、絵本作家である教員による授業であり、絵本制作の基本的考え方や方法・過程等を学ぶことのできる実践的授業である。 「絵本制作研究Ⅰ」を踏まえて、絵本制作を体験することにより、自分自身の感受性や表現の仕方をとらえると同時に、絵本が果たす役割や力について、より深く考えられるようにする。 後期授業では自分自身で物語、作画も制作しそれによって自己表現の幅を広げることを目的とする。 |
授業概要 /Course description |
「絵本制作研究Ⅰ」で学んだ絵本特有の表現を、自分や他の受講者の絵本制作を通して実感しつつ「絵本的な表現」について考えを深めていく。 表現技術の修得にこだわるのではなく、制作体験を経ることによって「絵本」という媒体の特性と、自分および人間社会にもたらす意味について考えを深めていく。 授業で学習したことを取り入れてより物語性のある絵本製作する。 前期授業に引き続きゲスト講師を招いてより広く絵本制作、および出版業界について学ぶ特別授業を行う。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:絵本の物語製作について 第2回:物語作成のヒント 身近な出来事、身の回りの物から見つける方法 第3回:出版編集者との対談 一冊の絵本が出来上がるまで。 ラフ製作から印刷まで 第4回:テーマ決め 第5回:物語を考える① 第6回:物語を考える② 第7回:原画の制作① 第8回:原画の制作② 第9回:原画の制作③ 第10回:原画の制作④ 第11回:製本の説明 第12回:実際に自作を製本する 第13回:最終チェック 第14回:合評(プレゼンテーションを含む) 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
1年を通し絵本を制作するため、「絵本制作研究Ⅰ」に続けて履修すること。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。 絵のテクニックは問わない。が、絵本制作を楽しみ、他の受講者との意見交換等を通して、みずからの「絵本」に対する考えを深めていけるようにしてほしい。。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 引き続き前期と同じ教科書を使う。 著者名 つるみ ゆき 書名 絵本のつくりかた 技術評論社 2013年 初版 ISBN978-4-7741-5448-0 【参考書】 授業内で適宜紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業への参加:5割 授業中に提出する課題:5割 【評価基準】 積極的に発言し、授業に参加している。 絵本の制作 授業で学んだことを取り入れてテーマを理解し、創作に反映できる 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 提出された課題に関してコメントを返す。 |
備考 /Notes |
授業を休むと演習の意味を理解できなくなるので、原則として連続した欠席は認めない。どうしても休まなくてはならない時は、前もって連絡をすること。 この授業はディスカッション、プレゼンテーション(作品発表)を取り入れている。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html