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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 児童文学・ドイツA/Children's Literature: Germany (A) (Lecture) |
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担当教員(所属)/Instructor | 間宮 史子 (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 児童文化学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 火/TUE 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
グリム童話の魅力 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
ドイツのグリム兄弟が編集出版した昔話集である『グリム童話集』について理解することを目標とする。本来「子どものための教育の書」として編まれた『グリム童話集』の特徴と意義、また初版刊行から200年以上たっても色褪せない魅力を把握することをめざす。 |
授業概要 /Course description |
グリム童話の成立と構成、グリム童話の語り手、グリム兄弟の再話とテキストの変遷といった基本事項を学んだうえで、グリム童話における人間像というテーマで個々の話を具体的に検討する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:導入:授業の進め方と注意事項、グリム童話とは 第2回:グリム童話の成立と構成 第3回:グリム童話の語り手とグリム兄弟の再話 第4回:グリム童話のテキストの変遷 第5回:昔話としてのグリム童話 第6回:グリム童話における女性(1) 第7回:グリム童話における女性(2) 第8回:グリム童話における女性(3) 第9回:グリム童話における女性(4) 第10回:グリム童話における男性(1) 第11回:グリム童話における男性(2) 第12回:グリム童話における男性(3) 第13回:グリム童話における男性(4) 第14回:グリム童話における人間像 第15回:試験とまとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
授業で扱ったグリム童話のテキストをよく読み直して授業内容をおさえること。不明点・疑問点がある場合は次回たずねること。また、授業で指示した課題がある場合はそれを行うこと。それ以外にも、様々なグリム童話を読んだり、紹介した参考書を読んだりすること。 各回の授業外学習時間は、平均4時間程度と想定される。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 プリントを配布する。 【参考書】 小澤俊夫.『グリム童話の誕生 聞くメルヒェンから読むメルヒェンへ』. 朝日新聞社, 1992. 小澤俊夫.『グリム童話考』. 講談社学術文庫, 1999. 間宮史子.『白雪姫はなぐられて生き返った―グリム童話 初版と第二版の比較―』. 小澤昔ばなし研究所, 2007. 高木昌史.『決定版 グリム童話事典』. 三弥井書店, 2017. その他、授業で随時紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 学期末試験(60%)、複数回のリアクションペーパー(40%) 【評価基準】 学期末試験:授業で扱った内容をきちんと理解して解答できている。 リアクションペーパー:自分なりの気づきや考えを記述している。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 学期末試験は採点後に返却する。リアクションペーパーに書かれた質問や意見については、次回授業内で紹介し、回答やコメントを共有する。 |
備考 /Notes |
この授業は講義形式で行う。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html