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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | おもちゃ論B/Toys and Games (B) (Lecture) |
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担当教員(所属)/Instructor | 森下 みさ子 (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 児童文化学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 金/FRI 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
おもちゃが広げる世界 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
昨今のおもちゃは、子どもだけのものではなく、子どもと大人が共有可能なもの、子ども時代から継続しているもの等、年齢を超えた広がりをみせています。また、コロナ禍の影響もあって、電子空間を活かして多くの人がつながったり、家に居ながらでも遊ぶことができたり、と新たな可能性も広がってきています。従来の境界を超える「(電子空間も含む)おもちゃの遊び」を取り上げ、その魅力・可能性・限界等を考えていきます。 |
授業概要 /Course description |
現代社会において、おもちゃは子どものものと限らず、現社会を文化的に推進していくために有効なツールであり、アナログからデジタルまで、乳幼児から高齢者まで、多種多様な機能と関係を産出し展開しています。これらを具体的なおもちゃと遊び方において分析し考察していくことで、現代社会とおもちゃとの関係可能性を考えていきます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
1. イントロ―おもちゃの進化 2. 「着せ替える」遊びとおもちゃ①リカちゃんの変貌 3. 「着せ替える」遊びとおもちゃ②子ども服ブランド 4. 「着せ替える」遊びとおもちゃ③デジタル着せ替え 5. 「暮らす」遊びとおもちゃ①ドールハウス 6. 「暮らす」遊びとおもちゃ②リカハウス 7. 「暮らす」遊びとおもちゃ③シルバニア村 8. 「育てる」遊びとおもちゃ①お世話人形 9. 「育てる」遊びとおもちゃ②電子ペット 10.「育てる」遊びとおもちゃ③疑似生命のとらえ方 11.「電子空間」とおもちゃ①ゲームの始まり 12.「電子空間」とおもちゃ②ゲーム批判と展開 13.「電子空間」とおもちゃ③子ども目線・女子目線の活用 14.ロボットとおもちゃ 15.境界を超えるおもちゃの可能性 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
ファッションやゲーム等、学生自身の体験とかかわらせながら進めるので、レスポンやアンケートの形で積極的に参加してください。回答は授業内でコメントを加えて紹介し、授業の復習や導入に用います。他の人の回答とコメントを聴くことが授業理解のポイントになります。また、受講者を分けて実際におもちゃに触れて遊んでもらう体験を重視していますので体験から学ぶことを進めてください。 関連するおもちゃやゲーム、ネットの情報に触れることも含めて、予習復習に要する時間は4時間適度です。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特になし。 【参考書】 授業内で紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業の参加度(30%)、授業外の課題(20%)、学期末レポート(50%) 【評価基準】 授業の参加度:レスポン等を用いて質問に的確に答えている。実際に遊ぶ体験に積極的に参加し、発見したことや考えたことをレスポン等を使って伝えることができる。 授業外の課題:レスポンやアンケートを使って、問に対する答えを調べたり考えたりしてまとめ、期日までに送信する。 学期末レポート:授業内容を踏まえて自分の関心に即したテーマを設定することができ、テーマに即して調べ、考え、他者に伝わる形で表現することができる。 【フィードバックの方法】 レスポンやアンケートの回答はコメントを加えつつ次の授業で取り上げる。 |
備考 /Notes |
この授業は、課題解決型学修・ディスカション・グループワークを取り入れている。 この授業は、ICTを活用した双方向型授業を取り入れている。スマホやタブレット端末を用いたオンライン検索やレスポンを用いた意見交換など。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html