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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 児童文化・紙芝居/Children's Culture: Kamishibai (Lecture) |
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担当教員(所属)/Instructor | 浅岡 靖央 (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 児童文化学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
紙芝居世界への導き |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
日本において独自に開発され発展してきた児童文化財/視聴覚メディアである紙芝居について、その歴史をふまえて、作品の形式ならびに内容の多様性を理解することによって児童文化財としての特性を把握するとともに、実演技術の基礎を身につけることを目的とする。 |
授業概要 /Course description |
街頭娯楽に始まり、宗教伝道、保育教材、学校教具、さらに国策宣伝など、今日まで紙芝居はさまざまな目的・場面で活用されてきている。脚本と絵画からなる作品と、読み手(演者)によるパフォーマンスとによってはじめて成立する独自のメディアとして展開してきたことの意味について、作品の鑑賞、受講生自身による実演などを通して理解を深めていく。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
1 紙芝居入門。さまざまな作品の紹介と実演鑑賞による紙芝居世界の体験。 2 歴史① 街頭紙芝居の出現、宗教紙芝居・幼稚園紙芝居への発展 3 歴史② 教育紙芝居の確立とその多様性 4 歴史③ 軍国主義宣伝へ 5 歴史④ 民主主義宣伝へ、街頭紙芝居の再興 6 歴史⑤ 学校教材・保育内容としての紙芝居、さらに手作り紙芝居としての展開 7 特性① 絵本/アニメーションとの比較、物語型と参加型 8 特性② 脚本―分かち書き、ナレーション・セリフ・擬音 9 特性③ 絵画―遠目がきく、背景の省略、動作の向き、映画的手法 10 特性④ 実演―立ち位置、声、演出ノート、間、ぬき、動き、さしこみ 11 実演ワークショップ① 準備(下読みと練習) 12 実演ワークショップ② 発表 13 実演ワークショップ③ 発表 14 実演ワークショップ④ 発表 15 まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
授業時間外に、大学図書館や公共図書館などを利用して、多様な作品に触れたり、実演を鑑賞したりする機会を求めます。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定されます。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業内で適宜指示する 【参考書】 子どもの文化研究所編『紙芝居―子ども・文化・保育』一声社、2011年 長野ヒデ子編『演じてみよう つくってみよう 紙芝居』石風社、2013年 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 期末レポート(60%)、実演発表(30%)、授業への参加度(10%)により評価します。 【評価基準】 期末レポート:授業内容に関する的確な理解と、文章表現における適切性を評価基準とします。 実演発表:作品に対する適切な理解にもとづく、パフォーマンスとしての水準の高さを評価基準とします。 【レポート等に対するフィードバックの方法】 期末レポートはコメントを付して返却します。 |
備考 /Notes |
【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html