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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 絵本制作Ⅰ/Designing Picture Books Ⅰ |
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担当教員(所属)/Instructor | 荒木 慎司 (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 児童文化学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 木/THU 3 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
絵本のためのパソコンによるCG演習(基礎編) |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
自分の好きな絵本3冊から自己分析を行い自分の傾向を知る。そしてそれに基づいた絵本の主人公(キャラクター)を創作し描画することにより絵本の奥深さの理解を深める。パソコンとペイントソフトで絵本の絵を描く楽しさを体験し、同時に技術も修得する。 |
授業概要 /Course description |
この授業では、Winパソコン・イラスト制作のソフトウェア「CLIP STUDIO PAINT EX」・Wacomペンタブレットを使用して、絵本の絵の描画、文字のレイアウト方法を学ぶ。制作課題はオジナルキャラクター1点。また、絵本は紙媒体で発表されることが主なため、出版現場で通用するデータ制作の知識も提供する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:講師の紹介、授業内容と評価の説明、Winパソコン・ペンダブレットの操作説明 第2回:Google drive+Googleドキュメント、CLIP STUDIO PAINT(以下CSP)初期設定 第3回:「絵本とは」「絵本の絵とは」「子供とは」、好きな絵本3冊を通じて自己分析 第4回:CSP(1)基礎:新規ファイルと解像度、描画ブラシ、好きな絵本を通じて自己分析結果を提出 第5回:CSP(2)基礎:レイヤーの仕組み、選択範囲とベタ塗り、RGBとCMYK、デスクトップからGoogle driveへの保存方法 第6回:CSP(3)基礎:2種類のレイヤー、レイヤーの透明ピクセルのロック、色変換、変形 第7回:CSP(4)基礎:レイヤーを使って線のトレース。ブラシの種類・ストローク・手ブレ補正 第8回:CSP(5)基礎:影・ハイライト付け、タッチとグラデーション、レイヤーの結合・合成 第9回:CSP(6)基礎:フォントの解説+テキスト入力、レイアウト 第10回:課題制作:オジナルキャラクター制作(1)下描き、光源と立体の描画について解説 第11回:課題制作:オジナルキャラクター制作(2)線の描画 第12回:課題制作:オジナルキャラクター制作(3)塗りやタッチ付け 第13回:課題制作:オジナルキャラクター制作(4)文字入れ 第14回:課題制作:オジナルキャラクター制作(5)仕上げ・統合書き出し、課題提出 第15回:総評:オジナルキャラクターの返却、後期演習の準備説明 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。 それに必要なデータや資料等々はgoogle driveの授業の日付別共有フォルダに用意します。 準備としてたくさんの絵本を読んでみて自分が特に好きな絵本ベスト3を決めておいてください。 そして3回目の授業で選んだ絵本3冊を必ず持参して下さい(図書館で借りてもOKです) 授業中にお話するソフトのショートカットをちゃんとメモるようにして下さい。 講師の連絡先のメールアドレス 荒木慎司araki@shirayuri.ac.jp |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業内で適宜指示する 【参考書】 制作に必要なデータ及び資料サンプルは適宜Google driveにて配布します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業への参加度・授業態度(20%) 、作品(80%) で評価します。 【評価基準】 CSP操作の理解度、キャラクターの独創性・描画制作への積極性など総合的に評価します。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 共有しているGoogleドキュメントにてやりとりする。 課題は授業の最終日に教室にて感想やアドバイスを添えて返却します。 |
備考 /Notes |
【備考】 この授業は、キャラクターデザイン・絵本からテレビアニメ化などのマーチャンダイジングの実務経験のある教員による授業であり、アイディア出しからデジタルに対応した描画方法までを学べる実践的授業になっております。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html