科目名／Course title	心理学研究法Ⅰ／Psychological Research Methods Ⅰ
担当教員（所属）／Instructor	鈴木　忠 (人間総合学部発達心理学科) , 眞榮城　和美 (人間総合学部発達心理学科) , 堀口　康太 (人間総合学部発達心理学科)
授業科目区分／Category	発達心理学科専門科目
授業形態／Type of class	演習
開講期／Semester	2024年度／Academic Year 　前期／SPRING
開講曜限／Class period	水/WED　2
対象所属／Eligible Faculty	人間総合学部発達心理学科／Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology
対象学年／Eligible grade	3年 , 4年
単位数／Credits	2

授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	発達心理学研究をするために用いられる方法の中から、実験法・行動観察法・質問紙調査法・面接法などの基礎理論の方法と実際を学習する。理論的な基礎と実践的技法を学ぶことを目的としている。とくに、資料の分析法に重点がおかれる。
授業概要 ／Course description	発達心理学研究のための基本的方法とその理論を中心に、資料の分析法に重点がおかれる。また、2年次の心理学実験Ⅰ，Ⅱをうけて、心理学研究レポートの書き方のさらなる訓練もなされる。具体的には、3年次後期の心理学専門演習でなされるプレ卒論を視野において、心理学論文の探し方、研究テーマの見つけ方、目的に即したデータの収集と分析の仕方、結果の書き方、報告書のまとめ方の習得が目指される。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	クラスを3つのグループに分け，3名の担当教員が5回ずつローテーションで授業を行う。内容は以下のように，面接法，質問紙法，観察法および実験法である。 ＜面接法＞（担当　眞榮城） 第1回　心理学研究における調査面接とは／図書館データベースの利用に関する学習　（図書館司書による説明） 第2回　リサーチクエスチョンに基づく調査面接法の研究計画を立てる 第3回　面接調査の実践１　プロトコルの作成 第4回　面接調査の実践2　分析方法の学習 第5回　面接調査の結果報告（プレゼンテーションとレポート提出） ＜質問紙法＞（担当　堀口） 第1回　質問紙法とは何か。自分だけのリサーチクエスチョンを立てる 第2回　リサーチクエスチョンに対する仮説と研究モデルをつくる 第3回　研究モデルを反映した質問紙を作成する 第4回　作成した質問紙を用いた調査と分析を行う 第5回　分析した結果を調査報告書（レポート）にまとめる ＜実験法と観察法＞（担当　鈴木） 第１回　（実験法１）実験の基本的な考え方 第２回　（実験法２）認知心理学の実験 第３回　（実験法３）社会心理学の実験 第４回　（観察法１）行動観察の練習 第５回　（観察法２）エスノグラフィー
準備学習・履修上の注意 ／Notices	実際にデータを分析しレポートを書く実習的な授業のため積極的な参加が必要である。グループでの時間外作業や分析がある場合を想定しているため、時間の調整を行い、授業の趣旨に沿った学習姿勢や態度が望まれる。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には 4 時間程度かかると想定される。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書／Text books】 各自必要に応じて、2年次の心理学実験Ⅰ・Ⅱのテキストを見直し、心理学の基本的な考え方や方法論を身につけること。 【参考書／Reference books】 適宜紹介する。
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法／Evaluation】 1.各教員が課したレポートの提出が求められる。 2.半期全体を通しての総合評価とする。 評価割合はレポートが70％、平常点を30％とする。 【評価基準】 授業に積極的に参加し、レポート内容が要求されている水準に達していること。 【課題（試験やレポート）に対するフィードバックの方法】 個別にフィードバックを行うか，または次回以降の授業でフィードバックを行う。
備考 ／Notes	【討議（ディスカッション、ディベート）を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表（プレゼンテーション）を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html