科目名／Course title	心理学研究法Ⅱ／Psychological Research Methods Ⅱ
担当教員（所属）／Instructor	鈴木　忠 (人間総合学部発達心理学科)
授業科目区分／Category	発達心理学科専門科目
授業形態／Type of class	演習
開講期／Semester	2025年度／Academic Year 　後期／AUTUMN
開講曜限／Class period	水/WED　2
対象所属／Eligible Faculty
対象学年／Eligible grade	3年 , 4年
単位数／Credits	2

副題 ／SubTitle	卒業研究にむけての文献研究とデータ収集・分析
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	2年次に履修した「心理学実験Ⅰ」「心理学実験Ⅱ」、3年次前期の「心理学研究法Ⅰ」での学びに基づき、4年次の「卒業論文」につながる研究の方法について学習することを目標とする。本授業を通して、卒業論文のための文献研究と予備調査を行い、卒論の構想を練り上げていくことを目指す。 受講生自身が研究テーマを立て（個人またはペアによる研究テーマの設定）、発達心理学的研究に取り組む。
授業概要 ／Course description	研究テーマは受講生の興味や関心のあるテーマを自発的に選び決定する。 下記のような方法論や研究分野を想定している。 ＊実験法・観察法・質問紙法による研究。 ＊心理学の専門領域としては発達、認知・学習、教育。 ＊発達の時期としては青年期、成人期、老年期。 担当教員の指導を受けながら、必要な文献を読み、調査方法を決定する。準備が整った段階で、実験や調査を開始する。 全体を通して、以下のようなことの習得をめざす。 １．学術的研究とはいかなるものか。 ２．文献研究の方法 ３．データの収集及び分析の方法 ４．レポートの書き方及びポスタープレゼンテーションの方法
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第1回　イントロダクション 第2回　文献研究（１） 第3回　文献研究（２） 第4回　文献研究の成果の発表会 第5回　テーマ設定の作業（１） 第６回　テーマ設定の作業（２） 第7回　方法論の検討（１） 第8回　方法論の検討（２） 第9回　データ収集（１） 第10回　データ収集（２） 第11回　データ分析（１） 第12回　データ分析（２） 第13回　データ分析（３） 第14回　プレ卒論レポートの作成（１） 第15回　プレ卒論レポートの作成（２）
準備学習・履修上の注意 ／Notices	各受講生が自分でテーマを設定し、教員の指導を受けながら進めるので、能動的な参加が必要である。調査やデータ分析など、時間外の活動も多くなるため、時間の調整を行い、この授業の趣旨に沿った学習姿勢や態度が望まれる。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には 4 時間程度かかると想定される 。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書】 特になし。 【参考書】 高野　陽太郎他（2017）心理学研究法．有斐閣 2年次に使用した「心理学実験Ⅰ・Ⅱ」レポート執筆マニュアル 各自のテーマに沿って検索した論文
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 評価は授業期間を通しての総合評価とする。具体的には、次の観点から評価を行う。 【評価基準】 ・毎回の授業参加度（50％） ・卒論につながる学期末レポート（50％） 【課題（試験やレポート）に対するフィードバックの方法】 研究の進捗の報告を受けてその都度個別にフィードバックを行う。
備考 ／Notes	【討議（ディスカッション、ディベート）を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表（プレゼンテーション）を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html