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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 知覚・認知心理学/Psychology of Perception and Cognition |
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担当教員(所属)/Instructor | 鈴木 忠 (人間総合学部発達心理学科) |
授業科目区分/Category | 発達心理学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 月/MON 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、人間の知覚と認知の理論とその研究事例について理解することを目標とする。 |
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授業概要 /Course description |
物を見るとき、何かを記憶し、考え、イメージするとき、私たちの心の中では何が起きているのだろうか。それを科学的に探究するのが知覚・認知心理学である。自分が一番よく知っていると思いがちな自分の心のはたらきを、私たちは自分自身では十分に捉えられない。先行理論にもとづいて仮説を立て客観的な方法で実証していく心理学的探求が必要である。まだ半世紀あまりの歴史ながら、知覚・認知心理学はそれらについて多くのことを明らかにしてきた。この授業ではその理論や知見を知り、簡単な実験を体験しながら、人間の心のはたらきとしくみについて学ぶ。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:認知心理学とは:誕生の歴史 第2回:感覚と知覚 第3回:注意 第4回:イメージ1 第5回:イメージ2 第6回:カテゴリーと知識 第7回:記憶1 第8回:記憶2 第9回:記憶3 第10回:問題解決 第11回:熟達化 第12回:推論 第13回:意思決定 第14回:実行機能 第15回:個人内多様性 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
知覚・認知心理学は、コンピュータの情報処理をモデルとして理論化されてきた歴史があり、その用語や概念を身につける必要がある。予習と復習を欠かさず、積極的な学習態度で臨んでほしい。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には 4 時間程度かかると想定される 。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行い、授業で指示した課題を行うことが必須である。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特に指定しない。適宜プリントを配布する。 【参考書】 箱田裕司・都築誉史・川畑秀明・萩原滋. 『認知心理学』. 有斐閣、2010. 鈴木宏昭『教養としての認知科学』.東京大学出版会、2016. |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】授業での課題またはリアクションペーパー(30%)、2~3回の小テストまたはレポート(70%)による。 【評価基準】課題またはリアクションペーパーは、単なる感想ではなく授業内容に関して自らの考えを記述している点、小テストまたはレポートは、授業の内容が理解され応用力がついているかどうかを重視して評価する。 【課題に対するフィードバックの方法】課題またはリアクションペーパーについては次回以降の授業で全体としてコメントする。小テストまたはレポートについては解答の説明または講評を行う。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html