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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 障害者・障害児心理学/Psycology for Adults & Children with Disabilities
担当教員(所属)/Instructor 加藤 慎吾 (人間総合学部発達心理学科)
授業科目区分/Category 発達心理学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 月/MON 1
対象所属/Eligible Faculty 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 2
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
現在、日本語で「障害」と言われる状態の主なものには、古典的な身体の障害(視覚障害、聴覚障害、運動障害)、古くて新しい発達障害と精神障害の3つがあります。これらの状態の医学的特徴、生活上の困難状況(これが「障害」です)、心理的特徴などについて学ぶ授業です。本授業を受講することで、障害と呼ばれる状態の主な特徴、心理的支援の要点、障害の定義などを述べることができることが期待されます。
授業概要
/Course description
身体障害、発達障害、精神障害の代表的なものについて、特徴、病因、対応、心理社会的な課題及び心理的支援について解説します。さらに、授業を通して学んだことや自身の体験を小レポートやリアクションペーパーで論述することで、『障害』の意味、社会との関係性などについて理解を深めます。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
1:「障害」の定義と障害にまつわる社会情勢
2:視覚障害
3:聴覚障害
4:運動障害
5:健康障害・高次脳機能障害
6:発達障害1:知的発達症
7:発達障害2:自閉スペクトラム症
8:発達障害3:注意欠如・多動症
9:発達障害4:コミュニケーション症群・限局性学習症・発達性協調運動症
10:情緒障害
11:精神障害1:統合失調症・気分障害
12:精神障害2:不安症群・強迫症・解離症群・身体症状症
13:保護者ときょうだいへの支援
14:障害児者への支援
15:試験とまとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
授業計画のタイトルにその授業のキーワードが含まれています。例えば、「1」では『障害、定義』、「2」では『視覚障害』などです。これらのキーワードについて事前に下調べをしておくと、授業理解の参考になります。
各回の授業外学習時間(予習・復習)には 4 時間程度かかると想定される 。
【授業外学修の内容】
毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等
/Textbooks
教科書
・下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)本郷一夫・大伴潔(編著)『障害者・障害児心理学』 ミネルヴァ書房,2022
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
授業の参加度(リアクションペーパー、小レポート、デスカッション等)と試験により評価を行います。
授業の参加度20点。試験80点。両者の合計点をこの授業の成績点とします。

【評価基準】
試験:授業で扱ったテーマに関する問題に解答できる

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
リアクションペーパー、小レポートについて、次回授業内で解説を行います。
備考
/Notes
授業についての連絡は、原則、manaba courseを利用して行います。manaba courseを常に確認するようにしてください。
この授業は、臨床発達心理士・公認心理師として、実務経験のある教員による授業であり、それらの臨床経験を生かして実践的授業を行うものです。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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