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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 発達心理学演習C/Developmental Psychology C (Seminar) |
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担当教員(所属)/Instructor | 吉岡 昌紀 (人間総合学部発達心理学科) |
授業科目区分/Category | 発達心理学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 金/FRI 1 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
社会認識の発達あるいは道徳性の発達に関して、現代社会の中で課題となっているテーマを扱っている文献を、英文文献を含めて講読する。 文献の内容や、それに関連する事項の修得、理解を目的とするのはもちろんであるが、それだけでなく、分量がある英文を含めた文献を、ある程度の速さで正確に読み取れるようになることも目標とする。 |
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授業概要 /Course description |
英文文献としては、 Akinobu Nameda a, Yuto Kumaki b, Yuko Hashimoto c and Yuichi Toda "Distributive justice and development: Toward an integrative understanding of reward and responsibility distributions " Journal of Moral Education, vol. 52, No. 4, pp435-452 等を考えている。 その進捗状況により、次に読む文献を決定する。 日本語文献としてはハイト『社会はなぜ右と左に分かれるのかー対立を越えるための道徳心理学』、ギリガン『もう一つの声』他を読む。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:授業で扱う文献の説明、授業進行方法の説明、担当箇所の決定 第2回:関連領域の解説:道徳性、道徳判断、コールバーグ 第3回:関連領域の解説と講読:ギリガン『もう一つの声』 第4回:関連領域の解説:テュリエル 第5回:関連領域の解説と講読:ハイト『社会はなぜ右と左に分かれるのかー対立を越えるための道徳心理学』の講読。 第6回:関連領域の解説と講読:ハイトの講読の続き。 第7回から第14回までの進行には変更がありうる。変更する場合は、その都度、次回以降の進行予定について伝える。 第7回:"Distributive justice and development: Toward an integrative understanding of reward and responsibility distributions "を読む(1) pp.435-438 第8回:同(2)pp.439-442 第9回:同(3)pp.443-446 第10回:同(4)pp.446-452 第11回:同(5)議論 第12回から第14回に読む文献は、ここまでの進捗状況により決定する。 実験論文の場合、次のペースで読み進む。 第12回:研究概要 第13回:手続き 第14回:結果 第15回:全体のまとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
履修者は、自分の担当分の訳、あるいは求められたレポートを、授業前日までに完成させて、メールで担当教員まで提出しなければならない。1回あたりの担当分は、英文の場合は1段落程度である。毎回3〜4頁程度を読み進める予定なので、履修者は授業の2回に1回程度、担当部分の発表を行うことになる。また、授業で、担当箇所の内容に関連する文献の紹介等を求める場合もある。 予習の時間数は担当に当たっているか否かで異なるが、平均すれば予習復習を合わせて授業時間以外に4時間程度の学習を要する。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業開始時に配布する。 【参考書】 授業時に示す。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 担当部分の報告の遂行状況、および、担当となった関連文献のレポートの提出状況を70%。毎回の授業への参加状況(毎回のリアクションペーパー等の提出を含む)30%。学期末のレポート提出や定期試験は行わない。 【評価基準】 文意を正確に理解しそれを伝えられる文となっているか否かが評価のポイントである。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 期末の試験やレポートは行わないが、授業中に提出された課題やレポートについては、その都度、修正やコメントを付して返却する。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html