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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 発達心理学演習L/Developmental Psychology L (Seminar) |
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担当教員(所属)/Instructor | 飯牟礼 悦子 (人間総合学部発達心理学科) |
授業科目区分/Category | 発達心理学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 4 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
文学・映像作品から発達を探る |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、生涯発達に関する「理論」や「知識」と日常的な「経験」や「実践」を結びつけて考えることを通して、深い人間理解を必要とする実践現場で活用できる発達的視点(分析力)を養うことを目標とする。 |
授業概要 /Course description |
私たちの日常生活には、「発達」という現象が溢れている。しかしながら、授業で学んだ生涯発達に関する「知識」や「理論」を、日常的な「経験」に結び付けて意識したり、考えたりする機会は少ないだろう。この授業では、生涯発達に関する基礎的な知識を確認するワークを行なった上で、文学・映像作品を題材に、そこに描かれているエピソードの中にどのような「発達」が見られるのか、生涯発達に関する「知識」や「理論」と結びつけて分析していくワークを行う。これらのワークを通して、さまざまな実践現場(保育、教育、職場など)で出会う他者の理解や、受講生自身の自己理解を深めていきたい。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:オリエンテーション:授業内容と進め方の説明 第2回:「発達」という現象についてあらためて考えよう 第3回:文学・映像作品から発達を探る①:メインワークの説明 第4回:文学・映像作品から発達を探る②:文学作品の例 第5回:文学・映像作品から発達を探る③:映像作品の例 第6回:生涯発達を考える①:乳幼児期 第7回:生涯発達を考える②:児童期 第8回:生涯発達を考える③:思春期~青年期 第9回:生涯発達を考える④:成人期 第10回:生涯発達を考える⑤:老年期 第11回:文学・映像作品から発達を探る④:個別発表 第12回:文学・映像作品から発達を探る⑤:個別発表 第13回:文学・映像作品から発達を探る⑥:個別発表 第14回:文学・映像作品から発達を探る⑦:個別発表 第15回:発表のフィードバックと授業の総括 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
<予習> 次回の授業で扱う内容について、これまで大学の授業などで学んできた生涯発達の理論や知識を元に調べておくこと。また、日常的にさまざまな文学・映像作品に触れること。 <復習> 授業で扱った生涯発達に関する知識や理論の内容を確認した上で、日常生活の身近な現象や文学・映像作品で描かれるエピソードと関連付けてみること。 ※なお、各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。 <注意事項> この授業は発表やディスカッションを中心に進めていくので、受講生全員に積極的なリアクションを求める。なお、初回授業時のオリエンテーションの際に、授業の内容や今後の進め方について重要な説明をするので、必ず出席すること。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 指定なし 【参考書】 山岸明子.『こころの旅―発達心理学入門』.新曜社.2011年.ISBN 978-4788512375 その他、授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 「授業への参加度」(40%)と「発表とレポート」(60%)により評価する。 【評価基準】 授業への参加度:授業内でのグループディスカッションで積極的に発言し、授業へ 参加している/教員の問いかけへの反応やリアクションペーパー 等の提出を行う 発表とレポート:各回で担当となった課題やメインワークの発表資料(レジュメ) を指示に従って適切に作成できている./メインワークにおいて 発達に関する知識を用いて的確に分析できている/他者に伝わる ことばで丁寧で具体的なプレゼンテーションができる 【課題に対するフィードバックの方法】 発表時にコメントと解説、補足を行う。また、レポート等の提出物については、コ メントをつけ、授業内でも総評と補足説明を行う。 |
備考 /Notes |
この授業には、次の要素を取り入れています。 【討議(ディスカッション、ディベート)】 【グループワーク】 【発表(プレゼンテーション)】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html