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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/12/07 現在

科目名/Course title 臨床心理学演習B/Clinical Psychology B (Seminar)
担当教員(所属)/Instructor 長田 洋和 (人間総合学部発達心理学科)
授業科目区分/Category 発達心理学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2020年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 金/FRI 2
対象所属/Eligible Faculty 人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
児童・思春期の情緒・行動上の問題の事例検討
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
療育センター,精神科病院および学校臨床での実務経験のある教員による授業であり,それらの経験を生かして実践的授業を行うものである。
子どもから成人を含む発達臨床上の諸問題,特に神経発達症を有する児・者に対する心理的アセスメント,心理面接法等について,要支援者ならびに要支援者に関わる者への事例の演習を通して学ぶ。
この演習は,ディプロマ・ポリシーの「臨床的な問題とそれらへの対応に関する専門知識」に対応するものである。
授業概要
/Course description
児童・思春期の情緒・行動上の問題の事例について精読し,事例についてまとめ,どのような心理的アセスメント,心理面接が行われていたかをプレゼンテーションすることで,心理的要支援者およびその関係者への心理的支援法を学ぶ。
 自身が担当する事例のプレゼンテーションのみならず,他の事例に関しても積極的にディスカッション・ディベートを行うことで,様々な事例について学ぶことができる。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:事例の枠組み
第2回:心理的介入法(支援計画)の立案
第3回:事例1:注意の問題が生活を破綻させる児童(ADHD)
第4回:事例2:「僕に本を読んで」(失読症)
第5回:事例3:やらない?やれない?(知的発達症)
第6回:事例4:彼独特の世界(自閉スペクトラム症)
第7回:事例5:また彼の仕業(反抗挑発症)
第8回:事例6:ギャングの仲間(素行症)
第9回:事例7:空虚感と失望(うつ病)
第10回:事例8:沈黙は金ではない(分離不安症,選択性緘黙)
第11回:事例9:僕に数えさせて(強迫症)
第12回:事例10:どこにでもいる女の子(青年期発症双極性障害)
第13回:事例11:事故の果てに(PTSD)
第14回:事例12:リスカ(境界性パーソナリティ障害)
第15回:まとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
(事前学習)
各自が担当する事例について,読み込み,書いてあることのみならず,様々なリソースから情報を得て,まとめおく。
(事後学習)
各自プレゼン後には,他の履修生からのディスカッション・ディベートで出てきた疑問点を解消しておく。
各演習における事前・事後学習平均時間数は4時間程度を想定。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
特になし。演習内で資料を配布する。


【参考書】
Wilmshurst, L. (2017). Child and Adolescent Psychopathology: A Casebook Fourth Edition. Thousand Oaks, CA: Sage.
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
各自のグループ事例発表および,他のグループ発表へのディスカッション,ディベートにより総合的に判断する。


【評価基準】
プレゼンテーション80%,ディスカッション・ディベート20%


【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】

 なお,本演習は、主にGoogle Classroomを利用した【オンデマンド型】と【リアルタイム型】を組み合わせた遠隔授業として実施する。
なので,演習開始前に,各自,以下のGoogle Classroom のクラス名「臨床心理学演習 B」のクラスコードからアクセス(白百合のアカウントでログインすること)して,登録しておくこと。
【クラスコード】njoxwbh

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