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科目一覧へ戻る | 2020/04/16 現在 |
科目名/Course title | 初等教育演習A/Seminar for Child Care and Primary Education A |
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担当教員(所属)/Instructor | 河野 順子 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2020年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 金/FRI 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
理論と実践の統合を目指した主体的な探究 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
国語科教育に関して自らの興味関心のあるテーマを選び、実習、採用試験、4年次の卒業論文に結びつけ、子どもの側からの学びを形成する小学校教員・幼稚園教員としての資質を向上させると共に社会人としての生きる力をつけることができるようにします。 将来、教育者・保育者となる者として教科指導や教育・保育の各領域に関する理論と方法について学び、また教育・保育現場で生じる問題に対しての専門的研究と課題解決に向けた教育・保育実践に繋がる研究視点や手法を学び、卒業研究に繋げる力を培っていきます。 この授業はディプロマ・ポリシー中の「子ども一人一人をかけがえのない存在としてとらえ、その個性を尊重しながら知性と感性をともに育んでいくことができる」に対応しています。 |
授業概要 /Course description |
「コミュニケーション(話すこと・聞くこと)」「読むこと」(文章及びメディアを含む)「書くこと」及び「授業づくり」 これまで国語科教育で学んで関心を持っていること、教育体験などを通して関心を持ったこと、自分が不得意なので伸ばしたいこと、実習や教師という職業へ向けて、社会人として育てるべき資質能力について不安に思っていること、課題だと思っていることなどを選び、追究していき、その営みが実習、採用試験、卒業論文に結実できるようにします。自ら追究したいことがない人は「コミュニケーション」「読むこと」「書くこと」、「授業づくり」の領域から幼稚園及び小学校の教師としての力量を高めるための課題を一緒に見つけていきます。個別指導を充実させて、「できた」と実感が持てる営みにしていきます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:自らが探究したい「コミュニケーション(話すこと・聞くこと)「読むこと」「書くこと」「授業づくり」の内容を見つめる。 第2回:探究したいことについてペアやグループで話し合いながら「コミュニケーション(話すこと・聞くこと)「読むこと」「書くこと」「授業づくり」の内容について深め合う。 第3回:探究したい内容について一人調べ、個別相談を通して深める。① 第4回:探究したい内容について一人調べ、個別相談を通して深める。② 第5回:探究したい内容について一人調べ、個別相談を通して深める。③ 第7回:探究したい内容についてグループでの話し合い、個別相談を通して深める。① 第8回:探究したい内容についてグループでの話し合い、個別相談を通して深める。② 第9回:探究したい内容についてグループでの話し合い、個別相談を通して深める。③ 第10回:探究してきたことを発表し合いながらみんなで討議し、深める。① 第11回:探究してきたことを発表し合いながらみんなで討議し、深める。② 第12回:探究してきたことを発表し合いながらみんなで討議し、深める。③ 第13回:探究してきたことを発表し合いながらみんなで討議し、深める。④ 第14回:探究してきたことを発表し合いながらみんなで討議し、深める。⑤ 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
1年2年のときに河野の授業で作成したものをもとに進めてかまいません。やってみたいこと、教師としての力をつけたいのに自分にはなくて不安に思っていることなど、自分がチャレンジしてみたいことを見つけることが大切です。やる気のある人、どうしたらよいか困っている人は、時間以外にも個別相談にのりますので、遠慮なく相談してください。大切なことは、「やれた!」を実感できることです。そのための支援を充実させます。みなさんは時間外にも家庭学習を充実させていくと、実習へ向けて、採用試験へ向けて、将来教師として有効に活用できるし、卒業論文にも結実していきます。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 【参考書】 鶴田清司・河野順子(2014)『論理的思考力・表現力を育てる言語活動のデザイン小学校編』明治図書 鶴田清司(2020)『教科の本質をふまえたコンピテンシーベースの国語科授業づくり』明治図書 河野順子(2017)『質の高い対話で深い学びを引き出す小学校国語科「批評読みとその交流」の授業づくり』明治図書 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 家庭学習で調べて書いたこと(40点)、発表(40点)、時間内での相互交流(20点)を総合して評価します。 【評価基準】 自分なりにやりたいことを見つけ、それについて、教師として、社会人として、人にわかるように、まとめ・発表できることを評価基準とします。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |