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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 教育の制度と経営(幼・小)/Educational Administration and Management |
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担当教員(所属)/Instructor | 中田 正弘 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
本授業は、学校教育及び実際の教育活動を法や制度、経営の視点から捉え、考察し、理解するとともに、それらに関連する今日的な課題について検討し理解を深めることを目標としている。日々の教育活動が、法的・制度的にどのように定められ、経営されているかを理解することは重要である。 到達目標 ①教育制度・経営に関する基本的事項について理解し説明することができる。 ②教育法規を教育制度や教育活動等と関連付けて理解し説明することができる。 ③教育委員会、教育行財政のしくみを理解し説明することができる。 |
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授業概要 /Course description |
本授業では、近代学校教育制度の成立過程を概観し、歴史的な視点から学校制度を捉え、公教育の原理や理念を考える。そのうえで、義務教育、就学前教育、特別支援教育の教育制度を検討し、学校経営や学級経営、それらを支える教員組織や教育行財政について学んでいく。また後半では、学校教育を巡る今日的課題を具体事例を交えて取り上げ、検討を加えるとともに、教育政策の新たな動きについても検討する。諸外国の教育制度については、オランダやフィンランド等を取り上げる予定である。 グループディスカッションなどを通じて、教育制度と教育活動を関連付けながら具体的に理解できるようにする。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:近代学校教育制度の成立と公教育の理念 第2回:教育の法制度①~憲法と教育基本法~ 第3回:教育の法制度②~学校教育法~ 第4回:教育の法制度③~教育公務員特例法~ 第5回:学校教育(小・中・高等学校)の制度 第6回:就学前教育(幼稚園・認定こども園)の制度 第7回:特別支援教育の制度 第8回:学級経営の意義と今日的課題 第9回:学校の経営と校務分掌 第10回:学校教育の今日的課題①(子供の生活の変化) 第11回:学校教育の今日的課題②(安全管理) 第12回:諸外国の教育制度(オランダ塔を例に) 第13回:地域との連携・協働による学校教育と生涯学習 第14回:国と地方の教育行財政制度と教育政策の新たな動き 第15回: まとめ及びテスト |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
・グループディスカッション、グループワークを適宜取り入れる。ぜひ積極的に参加してほしい。 ・教育法規に関する学修は、様々な授業で役だつものであり、教育小六法等を用意し、きちんとノートに整理してほしい。 ・各回の授業外学習時間は、概ね4時間と考えている。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 樋口修資『教育の制度と経営 15講』明星大学出版部、2022年 ISBN 978-4895492324 【参考書】 資料を適宜配布する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 ・授業への取組・リアクションペーパー(30%)、課題レポート(20%)、テスト(50%) 【評価基準】 ・授業への参加を通じて内容を的確に理解するとともに、自身の考えを加え、簡潔に表現する(授業への取組・リアクションペーパー) ・指示されたテーマに対し、十分に調べ考察した内容を表現する(課題レポート) ・課題に対して、学修内容を踏まえて適切に捉え、自己の考えを論述する(テスト) 【課題に対するフィードバックの方法】 ・リアクションペーパーに対して適宜コメントする。 ・レポートやテストは、実施後に解説を行う。 |
備考 /Notes |
・本授業は、討議(ディスカッション)、グループワークを取り入れている。 ・この授業は小学校における専任教諭及び教育委員会の指導的立場の実務経験のある教員による授業であり、実際の教育現場における教育指導経験を生かして授業を行う。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html