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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 教育課程論(小)/School Curriculum (Elementary Schools)
担当教員(所属)/Instructor 中田 正弘 (人間総合学部初等教育学科)
授業科目区分/Category 初等教育学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 月/MON 1
対象所属/Eligible Faculty 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年/Eligible grade 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
教育課程の意義と編成・実施
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
教育課程は、学校の教育活動の基礎となる教育計画である。教育課程の意義、構成、編成・実施・評価等に関する基本的事項を理解する。
また、教育課程の編成・実施が社会の学校教育への期待や教育課題と強く関連していることを理解するとともに、学習指導要領が目指す教育や特色ある教育課程について考えることができるようにする。
達成目標
・教育課程と教育活動の関係を理解し説明できる。
・カリキュラム・マネジメントの意義と方法について理解できる。
・学校や地域の特色、児童の実態に応じた教育課程を考えることができる。 
授業概要
/Course description
本授業では、まず、教育課程の意義や構成、編成原理や類型、基本的な事項について理解を深め、さらに、教科・領域等の教育課程上の位置づけや編成・実施・評価にかかる方法等について検討する。
またコンピテンシーベースの2017年版学習指導要領を取り上げ、これからの教育が目指す方向性を教育課程の側面から検討するとともに、カリキュラム・マネジメントの意義と方法を事例を交えながら検討し、理解する。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:学校教育における教育課程(カリキュラム)の意義
第2回:教育課程の基準としての学習指導要領とその変遷
第3回:教育課程の編成原理と類型
第4回:資質・能力の育成と教育課程
第5回:主体的・対話的で深い学びの実現と教育課程
第6回:個に応じた指導と教育課程
第7回:教育課程における教科の位置づけ
第8回:教育課程における特別活動の位置づけ
第9回:教育課程における総合的な学習の位置づけ
第10回:教育課程の編成・実施を支える条件整備と教育課程行政
第11回:カリキュラム・マネジメントの意義
第12回:カリキュラム・マネジメントの実際~教育課程編成及び組織マネジメント~
第13回:カリキュラム・マネジメントとカリキュラム評価
第14回:社会に開かれた教育課程
第15回:まとめ(教育課程を学んで)及びテスト
準備学習・履修上の注意
/Notices
・出身小学校の教育課程や特色ある教育活動について、ホームページ等から情報収集を行い、検討できるように準備をしておくこと。
・小学校学習指導要領について理解を深めておくこと。
・教職を志す者として、積極的な参加を期待する。
・各授業における予習復習時間は4時間程度である。
【授業外学修の内容】
・毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
文部科学省『小学校学習指導要領解説総則編』東洋館出版社、2018
ISBN‎ 978-4491034614

【参考書】
文部科学省『小学校学習指導要領』東洋館出版、2018
田中耕治編『よくわかり教育課程』第2版、ミネルヴァ書房、2018
必要な資料は配布する。
中田正弘・坂田哲人・町支大祐『学習者主体の学びの質を保証する』東洋館出版社、2023
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
・授業への取組・リアクションペーパー(20%)、課題レポート(30%)、テスト(50%)により総合的に評価する。

【評価基準】
・リアクションペーパーに学修内容に対する理解や考えを表現する(授業への取組)
・出題に対し、学修内容を踏まえ、的確に自己の考えを表現する(課題レポート)
・本授業内容を理解し、出題に対して、適切に論述する(テスト)

【課題に対するフィードバックの方法】
・リアクションペーパーに対して適宜コメントする。
・レポートやテストは、実施後に解説を行う。
備考
/Notes
・この授業は、グループワーク、発表(プレゼンテーション)、討議(ディスカッション)を取り入れている。
・この授業は小学校における専任教諭、教育委員会における指導的立場としての実務経験のある教員による授業であり、実際の教育現場における教育指導経験を生かして実践的授業を行う。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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