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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 初等国語科指導法/Teaching Method in Primary Education: Japanese Language
担当教員(所属)/Instructor 針谷 玲子 (人間総合学部初等教育学科)
授業科目区分/Category 初等教育学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 金/FRI 3
対象所属/Eligible Faculty 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年/Eligible grade 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
小学校における国語科授業の創造
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
小学校国語科の教科書構造・内容・目標への心構え、授業実践に必要な教材研究と指導案づくり、教育機器を活用した授業展開の工夫等を総合的に学ぶ。特に新たな視点である「主体的・対話的・深い学び」を通して、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の指導の工夫ができるように教材分析と発問構成の工夫、小苦慮すべき言語活動について学ぶ。
授業概要
/Course description
国語科はすべての教科等の学習の基礎となる言語力を育てることを認識し、本授業の前半では国語科学習指導要領の内容を理解し、指導事項や言語活動例、教材や情報機器の活用等について学び、国語科の育成を目指す目標・応力を理解する。
後半は、前半で理解した内容に基づいて学習指導案を作成し、模擬授業を中心として具体的な授業のイメージを持ち、授業の課題について分析する。
特に授業改善の視点を保つために、模擬授業では学生が児童役となり、発問の吟味やワークシートの効果、教師の実践的指導力等の観点に沿ってグループ協議を行い、授業改善の方策を知る。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:ガイダンス(「授業の目標・概要を知る)国語の基礎を知る
第2回:国語教育の変遷と国語科学習指導要領を理解する
第3回:今日の国語教育における課題(学力論)、情報機器の活用等の教材研究の動向
第4回:学習指導要領の構成を理解する(授業における問いの充実、評価の観点と指導上の留意点等指導案を作成する上での視点を知る)
第5回:国語科における多様な学習活動について理解し、模擬授業の実施準備をする
第6回:模擬授業(「話すこと・聞くこと)を実施する
第7回:模擬授業を踏まえたグループによる授業改善を行う
第8回:模擬授業(「書くこと」①)を実施し、グループ協議による授業改善を行う
第9回:模擬授業(「書くこと」②)を実施し、グループ協議による授業改善を行う
第10回:模擬授業(「読むこと」①)を実施し、グループ協議による授業改善を行う
第11回:模擬授業(「読むこと」②)を実施し、グループ協議による授業改善を行う
第12回:模擬授業(「読むこと」③)を実施し、グループ協議による授業改善を行う
第13回:読書指導 ブックトーク・ビブリオバトル等を学ぶ
第14回:文字を書く書写指導法 硬筆書写の指導法
第15回:まとめ「これからの国語教育で注目すべきこと」
第8・9回及び第10~12回はそれぞれ模擬授業担当者が異なる。
準備学習・履修上の注意
/Notices
授業では事例研究を通してのディスカッションや体験型の実践を多く取り入れ、実践と理論の統合を目指す。分からないことはそのままにせず、自ら問いを持って積極的に授業に参加することが望ましい。国語科の授業では「問いを立てる」ことが重要なので、知らないことを明確にし、自分の答えを見つけていくようにしたい。
準備学習と復習は、実践する模擬授業の準備、学習指導要領解説の内容を踏まえた検証、他者が作成した学習指導案に対する再検討を行うこと。概ね4時間を想定している。
教科書・参考書等
/Textbooks
【参考書】
文部科学省『小学校学習指導要領』東洋館出版2018年
文部科学省「小学校学習指導要領解説国語編』東洋館出版2018年
教材やテキストについては授業内で示す
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
授業への積極的な参加態度(40%)、講義中及び期末等のレポート課題の提出(30%)、毎回の授業時における個人またはグループごとの演習課題(模擬授業における指導案等)への取り組み(30%)により総合的に評価する。
【評価基準】
実践型・体験型で授業を行うので、積極的に取り組む前向きな態度、レポートは学んだことをもとに自らの考えを明確に定めることを評価基準とする。
【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
リアクションペーパーや指導案等については、修正やコメントを入れて返却する。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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