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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 初等社会科指導法/Teaching Method in Primary Education: Social Studies |
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担当教員(所属)/Instructor | 中田 正弘 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 月/MON 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
社会科学習指導の基礎・基本 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
本授業では、小学校社会科の授業づくりについて、基礎的理論を学ぶとともに、学習指導案の分析等を行い、理解を深める。また、社会科授業で活用する資料やICT等の活用方法、多様な学習活動を理解し、指導案の作成と模擬授業に取り組む。 本授業の達成目標は、次の通りである。 ・問題解決的な社会科の学習指導の特性等を理解する。 ・指導案作成、教材研究等、授業実践に必要な基本的な知識・技能を身に付ける。 |
授業概要 /Course description |
授業前半では、テキスト及び学習指導要領を基に、問題解決的な社会科の学習過程の特性、発問や学習活動の工夫、資料や地図、ICTの活用等について、具体的に学ぶ。 そのうえで、1単位時間及び1単元レベルの学習指導案の作成方法等を学び、社会科の学習指導を適切に計画・実施(模擬授業)できるようにする。 まとめでは、授業全体を振り返り、実践的な指導力とは何かを考える。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回: 社会科の目標・内容及び授業の構成要素を考える 第2回: 問題解決的な学習を基本とした社会科の授業展開と発問の工夫 第3回: 社会科におけるICT・デジタル教科書の活用方法とその実際 第4回: 3年生の授業づくり~1単位時間の指導案づくり~ 第5回: 4年生の授業づくり~1単位時間の指導案づくり~ 第6回: 6年生の授業づくり~1単位時間の指導案づくり~ 第7回:模擬授業の計画と準備(小単元の指導計画作成) ※模擬授業は、5年生「あたたかい土地のくらし」を実施する予定 第8回: 模擬授業の計画と準備(本時案の作成) 第9回: 模擬授業の計画と準備(使用する教材・資料の準備) 第10回: 模擬授業の実際と検討①導入(つかむ)段階の指導 第11回: 模擬授業の実際と検討②展開(調べる・考える)段階の指導(前半) 第12回:模擬授業の実際と検討③展開(調べる・考える)段階の指導(後半) 第13回: 模擬授業の実際と検討④終末(まとめる)段階の指導 第14回: 模擬授業の振り返り 第15回: まとめ(よりよい社会科授業を考える)及びテスト |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
・各自で「教材研究ノート」を作成し、小学校社会科の学習内容についての専門的知識や基礎的教養を高める。 ・「教育実習」を行うために必要な知識・技能の習得を目指して授業を行う。教師を志すものとして、主体的かつ真剣な授業参加を期待する。 各授業における予習復習時間は平均4時間程度。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 澤井陽介・中田正弘『実践・小学校社会科指導法』学文社、2021. ISBN 978-4762030604 文部科学省『小学校学習指導要領解説社会編』日本文教出版、2018. ISBN 978-4536590099 【参考書等】 澤井陽介・中田正弘他『これからの社会科教育はどうあるべきか』東洋館出版社、2023 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業への取組・リアクションペーパー(20%)、課題レポート(30%)、テスト(50%)を総合的に評価する。 【評価基準】 ・学修内容を理解し、自分の考えを表現できる(リアクションペーパー) ・学修内容を踏まえて指導案の作成や自己の考えを表現できる(課題レポート) ・社会科の指導方法について、適切に理解している(テスト) 【課題に対するフィードバックの方法】 ・作成した学習指導案等に対してコメントを返す。 ・レポートやテストは、実施後に解説を行う。 |
備考 /Notes |
・本授業は、グループワーク、討議(ディスカッション)、演習(学習指導案及び教材の作成、模擬授業)を取り入れている。 ・この授業は、小学校における専任教諭、教育委員会における指導的立場としての実務経験のある教員による授業であり、実際の教育現場における教育指導経験を生かして授業を行う。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html