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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 初等家庭科指導法/Teaching Method in Primary Education: Home Economics |
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担当教員(所属)/Instructor | 曽我部 多美 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
小学校家庭科における学習指導要領の理解と実践 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
授業のねらい 小学校家庭科の目標を踏まえ、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された小学校家庭科の学習内容の理解を深めるとともに、様々な学習理論や方法を踏まえ、具体的な授業の計画・実践を行い、指導技術を身に付ける。 達成目標 ①小学校家庭科の特質を理解し、学習指導要領における目標、主な内容、指導上の留意点について理解する。 ②小学校家庭科の学習評価を理解し、評価計画を考えることができる。 ③題材の指導計画・指導案作成・模擬授業を通して、改善策を考えることができる。 |
授業概要 /Course description |
学習指導要領に基づき、児童が家庭生活を大切にする心情を育み、持続可能な社会の担い手となる力を身に付けるために、小学校家庭科の学習が果たす役割や家庭科教育の価値やねらい・意義について追究する。 また、家庭科指導に必要な基礎的・基本的な知識の理解、技能の習得、学習指導案の作成と模擬授業を行い、省察とともに改善策を考える。さらに、班活動等も適宜取り入れ、家庭科指導法の工夫として体験していく。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:授業ガイダンス 家庭科教育の目標・他教科との関連 第2回: 内容A(家族・家庭生活)に関する学習内容と指導法 第3回: 内容B(衣食住の生活)①食生活に関する学習内容と指導法 第4回: 内容B(衣食住の生活) 米飯文化に学ぶ 調理実習 第5回: 内容B(衣食住の生活)②衣生活に関する学習内容と指導法 第6回: 内容B(衣食住の生活) 生活に役立つ物の製作実習・鑑賞 第7回: 内容B(衣食住の生活)③住生活に関する学習内容と指導法 第8回: 内容C(消費生活・環境)④消費生活・環境に関する学習内容と指導法 第9回: 家庭科の授業づくり(児童の実態と指導案の作成方法)と評価 第10回: 内容A(家族・家庭生活)に関する模擬授業① 第11回: 内容B(衣食住の生活)の「食生活」に関する模擬授業② 第12回: 内容B(衣食住の生活)の「衣・住生活」に関する模擬授業③ 第13回: 内容C(消費生活・環境)に関する模擬授業④ 第14回: 試験と教材研究(情報機器及び教材の活用) 第15回: 試験のフィードバックと学修のまとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
【準備学習】 (予習)①授業内容に該当する学習指導要領と教科書を精読し、事前に出された課題に対しては自分の考えまとめておくこと。 ②家庭科は日常生活そのものが教材研究の対象なので、様々な事柄に興味関心を持ち、情報収集に努めること。 (復習)①授業内容を踏まえ、学習指導要領等を読み学習内容をまとめ、金曜日までにmanabacourseに提出すること。②授業後に理解不十分だと思われる点について復習し、指導に必要な技能の習熟をしておくこと。③授業ごとの振り返りや課題は期限内に提出すること。 【履修上の注意点】 授業で実習に必要な物として指示のあったものは、忘れずに準備して持参すること。(エプロン・三角巾・手拭きタオル・マスク・裁縫用具等適宜指示のあった物を用意する) 各回の授業外学習時間は平均して4時間程度と想定される。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 ①文部科学省『小学校学習指導要領解説 家庭編』東洋出版社、2018 ②『新編 新しい家庭 5・6』東京書籍、令和6年度版 ③『わたしたちの家庭科5・6』開隆堂、 令和6年度版 【参考書】 授業中に適宜資料を提示 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 試験と授業ごとの課題(60%)、毎回の授業での発言・授業後に提出するリアクションペーパー(40%)等により、総合的に評価する。 【評価基準】 グループ活動や話し合い、授業の振り返りを積極的にしている。模擬授業については、指導案を作成して模擬授業を行い、授業後の話し合いを生かして改善した指導案を提出する。試験については授業で学んだことに基づき、自身の考察と実践に必要な指導等を論ずる。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 フィードバックの方法については提出された課題にコメントを書くことと、試験等も含めて必要に応じて授業での解説を行う。 |
備考 /Notes |
この授業は、小学校における専任教諭、管理職としての実務経験のある教員による授業であり、学校での教育指導経験を生かして実践的授業を行う。 【討議(ディスカッション)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表を取り入れている】 【実習、実験、実技を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html