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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 道徳教育(小)/Moral Education (Elementary Schools) |
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担当教員(所属)/Instructor | 針谷 玲子 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 木/THU 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
道徳教育の理論及び指導法 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
小学校学習指導要領における道徳教育の意義と必要性について確認し、教育活動全体を通じて行う道徳教育とその要としての道徳科授業の目標及び内容の構成、道徳の諸計画作成の意義と教育活動との関連性を理解する。特に児童生徒の発達段階や各学校段階における指導目標を明確にし、計画的・発展的に進めることの重要性を理解するとともに、道徳科の特質を踏まえた学習指導案の作成及び模擬授業を通して、実践的指導力を身につける。 |
授業概要 /Course description |
本授業では、前半に道徳教育の基礎的な考え方や児童の道徳性の発達、道徳科の歴史的経緯、小学校における「特別の教科 道徳」の授業内容や方法について「学習指導要領解説 特別の教科 道徳編」に基づき基本理念を学ぶ。 後半では、主に前半で理解した内容をもとに、道徳科の授業の特質と多様な指導法の理解を踏まえ、実際に学習指導案を作成し、授業のイメージを具体的に持つ。さらにグループで共同して模擬授業を行い、授業改善の視点を習得するために模擬授業後の協議を行う。こうした実践的な学びを通して、道徳科における評価や家庭・地域と連携する道徳教育の意義と今後の課題について理解を深める。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:道徳教育の基本的な考え方 第2回:道徳教育の変遷と現代的な諸課題(情報モラル、いじめ、キャリア教育等) 第3回:道徳教育と道徳科との関連と道徳教育基本計画(全体計画と年間指導計画) 第4回:道徳科の指導の実際 第5回:道徳的諸価値の理解と道徳科の内容項目 第6回:道徳教育及び道徳科の評価の在り方 第7回:多様な指導方法の工夫 第8回:道徳科の基本的な学習過程 第9回:道徳教育と生徒指導、特別活動との関連 第10回:学習指導案の作成①(導入から展開前段の発問構成) 第11回:学習指導案の作成②(展開後段の発問と終末の扱い方) 第12回:模擬授業と研究協議① 第13回:模擬授業と研究協議② 第14回:模擬授業と研究協議③ 第15回:学校と家庭、地域社会と連携して進める道徳教育 第12回~第14回はそれぞれ模擬授業担当者が異なる。 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
講義内容を理解するばかりでなく、実際に学級担任としてどのように道徳科の授業を実践するのかをイメージしながら授業に参加すること。授業外学習は約4時間を想定している。 毎回の授業の振り返りを行い、授業において指示した課題を自分ごととして捉えて取り組むことを目指すこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 文部科学省(2017)『小学校学習指導要領(平成29年度告示)解説「特別の教科 道徳編」』東洋出版社 【参考書】 授業内で適宜紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業への積極的な参加な参加態度(40%)、授業中の体験的学習への取り組み方・態度(30%)、毎回授業最後に課すリクションペーパーの記述(30%)を総合して評価する。 【評価基準】 演習型や体験型の学習を行うので、積極的に授業に取り組み、リアクションペーパーおよびレポートに自分の考えを確実に記述することを評価基準とする。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 課題レポートはコメントや修正等を入れてフィードバックする。 |
備考 /Notes |
本授業は小学校における専任教諭としての実務経験のある教員による授業であり、実際の教育現場における教育指導経験を生かして実践と理論の結合を目指して授業を行う。また現在授業を行なっている教員からも実際の授業についての情報提供をしてもらうなど、現在の学校における道徳科の授業の成果と課題についても考えていく。 【討議(ディスカッション、ディベート)・グループワークを取り入れている】 【発表(模擬授業やプレゼンテーション)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html