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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2026/03/18 現在

科目名/Course title 総合的な学習の時間の指導法(小)/Teaching Method in Primary Education: Period for Integrated Studies
担当教員(所属)/Instructor 鈴木 亮太 (文学部国語国文学科)
授業科目区分/Category 初等教育学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義・演習
開講期/Semester 2026年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 月/MON 5
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
今、求められる「資質・能力」を育成する総合的な学習・探究の時間
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
【授業のねらい】
 この授業は、小・中学校における「総合的な学習の時間」、高等学校における「総合的な探究の時間」について、具体的な実践事例を通して、授業の構想の仕方や単元計画、学校の全体計画や年間指導計画の組み立て方等について学んでいくことをねらいとしている。
【達成目標】
① 総合的な学習・探究の時間の学習対象として例示されている国際理解、情報、環境、福祉・健康などの現代的な諸課題に対応する横断的・総合的な課題、人々の暮らしや伝統と文化など地域や学校の特色に応じた課題、生徒の興味・関心に基づく課題、職業や自己の将来に関する課題等の探究課題について、単元構想をイメージすることができる。
② 探究的な学習の過程を踏まえた総合的な学習・探究の時間の実践事例を通して、この時間の学習の進め方や学びどころについて理解を深めることができる。
③ これから求められる力(21世紀型学力)の育成を目指す総合的な学習・探究の時間の学習指導の在り方として、育成を目指す資質・能力の側面や、探究的な学習・協働的な学習の進め方についての理解を深めることができる。
④ 総合的な学習・探究の時間を推進する学校体制づくりや全体計画、年間指導計画や単元計画について学び、それらの意義や役割を理解して単元計画を作成することができる。
授業概要
/Course description
【授業概要】
・授業では、まず、これから求められる力(21世紀型学力)の育成を目指す総合的な学習の時間の意義と目標、育成を目指す資質・能力、探究的な学習の過程(探究の過程)や、その進め方について理解する。
・次に、この時間を推進する学校体制づくりや、学校の全体計画や年間指導計画、単元計画等の考え方について理解し、探究的な学習の過程(探究の過程)を踏まえた総合的な学習・探究の時間の実践事例について学び、それを踏まえて単元を構想して単元計画を作成していく。
・さらにその過程において、探究的な学習の過程(探究の過程)を踏まえた学習を展開していくための教師の具体的な手立てや、状況に応じた学習評価の方法や留意点等をについて学んでいく。
・そして後半では、各自が構想し作成した単元計画について、ICTの活用も含めたプレゼンテーションを作成して発表し、報告内容についてグループで協議していく。
・なお、単元計画の作成において想定される「探究課題」は次の通り。
ア)国際理解,情報,環境,福祉・健康などの現代的な諸課題に対応した横断的・総合的な課題
イ)地域の人々の暮らし,伝統と文化など地域や学校の特色に応じた課題
ウ)児童の興味・関心に基づく課題
エ)職業や自己の将来に関する課題
・これらの探究課題に取り組んだ実践事例をなるべく多く取り上げ、総合的な学習・探究の時間についての理解を深めていく。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:授業ガイダンス:これまでの学修経験と
    今、求められる「探究」の学び(小学校の実践事例)
際2回:「総合的な学習・探究の時間」の目指すもの:
    総合的な学習・探究の時間の目標 (小学校の実践事例)
第3回:総合的な学習・探究の時間で大切にされている「探究」の学び:
    「探究的な学習の過程」を踏まえた学習展開例(小学校の実践事例)
第4回:「総合的な学習・探究の時間」の計画と運営:
    学校の全体計画と年間指導計画(高等学校の実践事例)
第5回:「総合的な学習・探究の時間」の探究課題と単元計画:
    総合的な学習・探究の時間と各教科(小学校の実践事例)
第6回:総合的な学習・探究の時間の実践事例と単元計画の構想:
    「主体的・対話的で深い学び」を目指して(中学校の実践事例)   
第7回:高等学校の「総合的な探究の時間」の取組:
    高等学校の取り組みと実践事例から
第8回:総合的な学習・探究の時間の単元計画と探究課題:
    構想中の探究課題のグループ交流と中学校の実践事例から
第9回:総合的な学習・探究の時間における学習評価:
   指導に生かす評価と記録のための評価(小学校の実践事例)
第10回:総合的な学習・探究の時間の「単元計画」の構想①:
   「単元計画の概要」のグループ交流とICTの活用について
第11回:総合的な学習・探究の時間の「単元計画」の構想②:
   「単元の展開」のグループ交流と単元計画の見直し
第12回:総合的な学習・探究の時間の「単元計画」の発表とコメント①:
   グループ推薦の単元計画の発表と指導の手立てについてのコメント①  
第13回:総合的な学習・探究の時間の「単元計画」の発表とコメント②:
   グループ推薦の単元計画の発表と指導の手立てについてのコメント②
第14回:総合的な学習・探究の時間の「単元計画」の発表とコメント③:
   グループ推薦の単元計画の発表と指導の手立てについてのコメント③
第15回:総合的な学習・探究の時間の授業全体の振り返りとまとめ:
   単元計画の作成のポイント(課題と展望)
※第12回~第14回はそれぞれ発表者が異なる
※最終レポートとして、「単元計画」と学修全体の「振り返り」をまとめたものを作成して提出する。(manaba courseへ提出)
準備学習・履修上の注意
/Notices
【準備学修】
・履修前の準備学修については、これまでに自分が学んできた「総合的な学習・探究の時間」について学校種・学年ごとに、どのような内容(学習対象)に取組、どのような学習方法で学んで来たかを振り返っておくようにしておいてください。
 その際、現在の時点から考えてみて、総合的な学習・探究の時間の時間を通して自分自身の学びとなったものは何か、反対にこの時間の意味があまり見出せない場合には、この時間をどんな時間と捉えていたのかなどについて自分の経験を話せるよう、思い出しておいてください。
・各回の授業の準備学修としては、各回の学修内容に対応する鈴木(月5)、神永(金4)の指定教科書を読み、取得を目指す免許校種の「学習指導要領解説 総合的な学習(探究)の時間編」の解説の部分を読み込んで、その意味や意義を理解していくようにしてほしい。
・各回の授業で配付したたり参照するよう示したりした資料や動画等については、よく読んだり視聴したりするための時間を確保するようにして、「自分が実践するとしたらこのように取り組みたい」というイメージを膨らませたり、実践するに当たって現状の学校で実践するにはどのようなことが課題になるかについて考えたりして、指名されたら自分の考えを話すことができるようにしていってほしい。
【履修上の注意】
・授業では、「総合的な学習・探究の時間」の実践事例を検討していくので、自ら実践事例を調べたり、自分の考えや疑問を積極的に発表したりして協議に加わっていってほしい。
・「総合的な学習・探究の時間」の実践について、機会があればゲストティーチャーを招聘したり、実践を参観できる学校の公開授業や研究会等について紹介したりするので、都合をつけて参加し、実践に向けてイメージを作って行けるよう努めていってほしい。
・なお、各回の授業外学習時間(予習・復習)は、4時間程度と考えている。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
(月5)
鈴木亮太他.『今こそ総合 教師が育つ・子どもが育つ』.大日本図書.2020
鈴木亮太編.『学級経営こそ教師のやりがい』.日本文教出版.2024
<文部科学省関係の刊行物>※免許校種に応じたものを準備する。
・文部科学省.『今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開(小学校編)』.アイフィス.2021,中学校.2022.高等学校.2023
・文部科学省.『小学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編』.東洋館出版社.2018,中学校.東山書房.2019,高等学校.学校図書.2020
・国立教育政策研究所教育課程研究センター『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料』小学校 総合的な学習の時間』.東洋館出版社.2020,中学校.2021,高等学校.2022
【参考書】 ※適宜紹介する。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
*各回の授業への積極的な参加や「学修の振り返り」の提出(30%)、「単元計画(指導案)」の作成と発表(40%)、最終レポートの提出(30%)により総合的に評価する。
【評価基準】
①総合的な学習・探究の時間の学習内容として例示された諸課題から探究課題を考え、単元構想をイメージして単元計画(指導案)を作成している。
②実践事例や単元計画についての協議を通して、総合的な学習・探究の時間の学習の進め方や学ばせどころについて理解を深めている。
③総合的な学習・探究の時間の学習として、育む資質・能力の側面からの教師の支援や、探究的な学習や協同的な学習の進め方について理解を深めている。
④「総合的な学習の時間」を推進する「学校体制づくり」や「全体計画」、「年間指導計画」「単元計画」の作成について学び、それらの意義や役割を理解している。
【課題に対するフィードバックの方法】
*「学修の振り返り」の内容を元に次回の授業でコメントや解説を行う。また、「単元計画(指導案)」については、履修者同士の相互コメントも行う。
備考
/Notes
◆この授業は、公立小・中学校における専任教諭や、小・中学校や教育委員会とうにおける指導的立場の実務経験のある教員による授業である。実際の学校教育現場における教育的指導あるいは管理職、教育行政等の経験を生かして実践的に授業を行う。
◆この授業では、GIGAスクール構想に対応してデジタル学習基板を活かした授業を実施できるよう、ICTを活用した授業を行う。そのため、履修者自身がBYODとしてPCやタブレットを持参し使用することを推奨する。
◆この授業には次の要素を取り入れている。
【討議】【グループワーク】【発表(プレゼンテーション)】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diplomapolicy/

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