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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 情報メディアの活用/Information Media and Use |
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担当教員(所属)/Instructor | 今井 福司 (全学基盤教育部門ライフ・リテラシー教育センター) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義・演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 1 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
司書教諭は「読書指導の充実とあわせ学校における情報教育推進の一翼を担うメディア専門職としての役割を果たしていくことが求められる」とされ、児童生徒だけでなく、教員に対しても指導・助言する役割を果たすことが期待されている。こうした役割を果たせるように、授業では知識を身につけるだけでなく、実践のレベルに落とし込む作業を頻繁に行う。 |
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授業概要 /Course description |
学校教育におけるWebの普及は目覚ましく、児童生徒がWebに触れる機会は豊富に用意されている。また電子書籍をはじめとした新しいメディアが生まれつつある。このように学校教育の周辺が変化していく一方で、これら新しいメディアについての教育体制は十分ではなく、教員の側が何を教えるべきか把握できていないことすらある。本講義では、学校教育と関連させつつ、最新の電子メディアを含めたメディアの動向や活用の方法について、講義および演習を交えて展開していく。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
授業進行は作業の進捗や受講生の希望によって変更する場合がある。 第1回 授業概要説明、情報メディアの定義について 第2回 情報リテラシーの動向、メディアリテラシーについて 第3回 情報メディアを活用した学校図書館活用事例の検討 第4回 印刷メディアと電子メディアの性質の違い 第5回 電子書籍ePubの活用と演習内容の説明 第6回 コンピュータ(2進数など)やWebの仕組み 第7回 各種コードの仕組みと活用(バーコード、QRコード) 第8回 コンピュータサイエンスアンプラグドを用いた初等教育における情報教育方法の検討 第9回 Web上の情報資源の把握と探索:OPAC、サーチエンジン、データベース 第10回 情報モラル、著作権、知的所有権への配慮 第11回 情報メディアを活用した授業実践の分析 第12回 オープンデータとWikidataの活用 第13回 情報教育と学校図書館の連携に対する課題 第14回 最終試験とまとめ 第15回 最終試験のフィードバック、演習成果の共有 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
【授業外学修の内容】 ・各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。 (予習)事前配布した資料を事前に読んでおき、概要を掴んだ上で出席すること。 (復習)授業で扱った内容について各種用語辞典で定義を確認し、自分の疑問点などを整理しておく。また、授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 授業内で指示する。レジュメ及び参考資料を随時配布する。 【参考書】 今井福司編著 『情報教育と学校図書館が結びつくために』悠光堂. 2022 きたみりゅうじ著『図解でよくわかるネットワークの重要用語解説 [第5版]』技術評論社. 2020 ほか、都度授業で紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業の参加、発表を30%、電子書籍作成課題を20%、最終試験を50%として、総合評価60%以上を単位認定の最低条件とする。 【評価基準】 授業中の演習課題については、手法をきちんと身につけているか、操作によってどのような作業を行っているかを認識できているかを評価基準とする。最終試験は授業で取り上げた専門用語や概念について理解できているかを評価基準とする。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 電子書籍課題については、授業内で成果の共有を行い、口頭で全体へのフィードバックを行う。最終試験は最終回の授業で口頭もしくは動画教材でフィードバックを行う。 |
備考 /Notes |
・この授業は、リアルタイムのコメントシステムを活用したICTを活用した双方向型授業を行う。 ・この授業は、各種ウェブサイトのリンク集を活用してICTを活用した自主学修支援を行っている。 ・この授業は、オープンな教育リソースを取り入れている。リソース名:東京学芸大学学校図書館運営専門委員会「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」 http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/ |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html