科目名／Course title	社会的養護Ⅰ／Social Care Ⅰ
担当教員（所属）／Instructor	坂本　健 (人間総合学部初等教育学科)
授業科目区分／Category	初等教育学科専門科目
授業形態／Type of class	講義
開講期／Semester	2025年度／Academic Year 　前期／SPRING
開講曜限／Class period	金/FRI　3
対象所属／Eligible Faculty	人間総合学部初等教育学科／Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年／Eligible grade	2年 , 3年 , 4年
単位数／Credits	2

副題 ／SubTitle	社会的養護についての体系的理解。
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	保育士に求められる児童福祉施設(保育所を除く)についての体系的理解ができるようになること。
授業概要 ／Course description	今日の少子高齢人口減少社会の状況を踏まえながら、子どもを取り巻く家庭、地域の課題を明らかにするとともに、児童福祉施設等の現状と課題を検討することによって、これからの社会的養護のあり方を総合的かつ具体的に考察することを目的とする。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第1回：社会的養護の現代的課題と基本理念 第2回：社会的養護の歩み①（明治期・大正期） 第3回：社会的養護の歩み②（昭和期） 第4回：施設養護の基本原則 第5回：社会的養護の実施体系 第6回：社会的養護の対象と求められる環境 第7回：社会的養護を担う施設の機能と役割①乳児院・母子生活支援施設 第8回：社会的養護を担う施設の機能と役割②児童養護施設 第9回：社会的養護を担う施設の機能と役割③児童自立支援施設・児童心理治療施設 第10回：社会的養護を担う施設の機能と役割④自立援助ホーム・障害児支援施設 第11回：家庭的養護を担う制度‐里親・特別養子縁組制度‐ 第12回：社会的養護を担う人々、試験についての説明 第13回：試験と解説 第14回：試験の講評、答案開示 第15回：児童福祉施設の運営管理と多職種連携、被措置児童等の虐待防止
準備学習・履修上の注意 ／Notices	テキストの該当範囲を精読しておくこと。関係する法律の条文や通知等を確認すること。 各回の予習復習時間数の平均は４時間程度かかると想定される。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書】 小川恭子・坂本健編著『実践に活かす社会的養護Ⅰ』(ミネルヴァ書房)　2020.4　定価(本体2,500円＋税)　ISBN978-4-623-08921-5 ・1年次に使用した『福祉・保育小六法』(みらい)。 【参考書】 ・各児童福祉施設等の運営指針(こども家庭庁ホームページ参照) ・授業において配布した次の資料を忘れずに持参すること。 こども家庭庁支援局家庭福祉課・こども家庭庁支援局障害児支援課『児童養護施設入所児童等調査の概要(令和5年2月1日現在)』2024.2
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 試験(95%)及び授業への参加度(5%) 【評価基準】 試験:授業で扱った社会的養護に関する問題への解答及び教科書にある事項を扱った問題に解答できること。 授業への参加度:質問への回答を通し、授業へ参加している。 【試験に対するフィードバックの方法】 第14回の授業において、試験の講評を行うとともに、個別に確認の場を設ける。
備考 ／Notes	①私語及び授業時間中の教室の出入りは慎むこと。スマートフォン等は鞄にしまうこと。 ②交通機関の遅延による出席への配慮は行わない。 ③試験は持ち込み不可で実施。第14回授業において、答案を開示する。なおそれ以外の場において、試験結果についての問い合わせには応じない。 ④出席及び試験についての問い合わせは、教室内に限る。欠席回数が6回になった場合には、理由の如何を問わず失格とする。なおこの科目には、公欠は適用されない。

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html