シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2020/04/16 現在 |
科目名/Course title | 社会的養護Ⅱ/Social Care Ⅱ |
---|---|
担当教員(所属)/Instructor | 坂本 健 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2020年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 金/FRI 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
子ども家庭ソーシャルワークについての体系的理解。 |
---|---|
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
社会福祉の援助技術、すなわちソーシャルワークを基盤としながら、子ども家庭福祉分野におけるソーシャルワーク実践の特徴、難しさ、留意点などについて検討することによって、保育士として実践を担うにあたって求められる子ども家庭福祉分野におけるソーシャルワーク実践の基本が習得できるようになる。 この授業はディプロマ・ポリシー中の「子ども一人ひとりをかけがえのない存在としてとらえ、その個性を尊重しながら知性と感性をともに育んでいくことができる」及び「子どもをめぐる社会や文化の状況を理解し、子どもの心身の発達を十全に保障する場と機会を創り出そうと努力することができる」並びに「人間の生涯発達を見通し、子どもに必要な支援を与えることができ、また保護者にも適切な情報や助言を提供することができる」に対応する科目である。 |
授業概要 /Course description |
子ども家庭ソーシャルワークの基礎科目として、主として個別援助技術を用いた支援方法について、児童相談所及び児童養護施設並びに家庭裁判所に焦点を絞りながら、支援方法と実践課題について、総合的かつ具体的な考察を進める。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:児童相談所における相談支援活動の展開 第2回:児童相談所における相談支援活動①在宅支援(1) 第3回:児童相談所における相談支援活動②在宅支援(2) 第4回:児童相談所における相談支援活動③児童福祉施設等入所措置 第5回:児童養護施設における自立支援と自立支援計画 第6回:児童養護施設におけるソーシャルワーク①個別援助技術(1) 第7回:児童養護施設におけるソーシャルワーク②個別援助技術(2) 第8回:児童養護施設におけるソーシャルワーク③施設内外における連携とチームワーク 第9回:児童養護施設におけるソーシャルワーク④ケースカンファレンスとスーパービジョン 第10回:家庭裁判所の機能と役割①家事審判(1) 第11回:家庭裁判所の機能と役割②家事審判(2) 第12回:家庭裁判所の機能と役割③少年審判(1) 第13回:家庭裁判所の機能と役割④少年審判(2)、平常試験についての説明 第14回:平常試験、試験の解説 第15回:子ども家庭ソーシャルワークの課題と展望、試験の講評 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
関係する法律の条文や通知等を確認すること。 各回の予習復習時間数の平均は90分程度の予定。 受講に当たっては、私語および授業時間中の教室の出入りは慎むこと。スマートフォン等は鞄にしまうこと。交通機関等の遅延に対しての配慮は行わない。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 使用しない。 【参考書】 「児童福祉法」「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」「児童虐待の防止等に関する法律」「少年法」「少年院法」などの条文 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 平常試験を中心(90%)とする。試験は持ち込み不可で実施。 【評価基準】 平常試験:授業で扱ったテーマに関する問題への解答及び事例についての考察に解答できること。 |
備考 /Notes |
各自がポランテイア活動その他様々な実践活動を通して得た体験を整理し、それを発展させる場とするために、積極的な授業参加が期待される。 授業の進行に際しては、社会福祉関係の公務員試験で頻出される事項についての整理を行いながら進める。 【討議(ディスカッション)を取り入れている)】 |