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科目一覧へ戻る | 2021/08/24 現在 |
科目名/Course title | 保育の心理学Ⅰ/Child Care Psychology Ⅰ |
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担当教員(所属)/Instructor | 目良 秋子 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2021年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 5 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、乳幼児の発達に関する生涯発達心理学の理論を学ぶ。そして、今後の保育・教育実践、つまり乳幼児の姿に心理学の理論を結び付けながら子ども理解を深め、保育・教育実践の方法を考える基礎を身につける。 この授業はディプロマ・ポリシー中の「子ども一人一人をかけがえのない存在としてとらえ、その個性を尊重しながら知性と感性をともに育んでいくことができる」に対応している。 |
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授業概要 /Course description |
保育・教育実践にかかわる心理学の基礎を習得し、生涯発達の視点から子どもの発達に関する理解を深める。授業では、言葉や認知、情動、自己の発達や人格形成などと保育・教育の関係を取り上げる。また、保育・教育実践過程の諸現象を心理学的に明らかにし、効果的な保育・教育の方法を検討していく。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:授業内容 注意点などの説明 / 生涯発達心理学概説 第2回:発達の諸理論 第3回:発達のメカニズム 第4回:胎児の発達 第5回:乳児の発達1:初期経験と環境 第6回:乳児の発達2:他者とのかかわり 第7回:乳児の発達3:運動発達と知覚発達 第8回:中間まとめ 第9回:幼児の発達1:自己の発達 第10回:幼児の発達2:言葉と表象 第11回:幼児の発達3:認知発達 第12回:幼児の発達4:社会性の発達 第13回:児童の発達および発達の課題 第14回:青年期以降の発達 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
授業では人間の生涯発達という視点から乳幼児の発達の特徴と意義について解説していくが、それらは個別のものとしてあるのではなく関連しあって人は発達していくものであるから、他の領域とどのように繋がるのかを考えながら学ぶこと。そのためには、事後学習または事前学習が必要となる。それらの学習のポイントについては、授業内で解説するので、各自で学習し、人間の発達についての理解を深めてほしい。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定される。 事前学習:あらかじめテキストを読み、わからない部分をピックアップしておく。 事後学習:各講義で出てきた専門用語を覚え説明できるようにする。各授業の内容を整理し、課題に関するレポートを作成、提出する。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 越智幸一編著.『発達心理学』.大学図書出版. 2016. ISBN 978-4-907166-51-9 【参考書】 その都度授業で紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業内容について毎回、理解度確認の課題を行う。また、期末にまとめの課題を行う。 毎回の授業課題(50%)、期末のまとめの課題(50%)により評価する。 【評価基準】 人の発達に関わる理論及び発達心理学用語を理解している。 【課題に対するフィードバック】 課題にコメントを返す。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |