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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | 子どもの健康と安全/Child Health and Safe |
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担当教員(所属)/Instructor | 小野川 晶子 (人間総合学部初等教育学科) |
授業科目区分/Category | 初等教育学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 木/THU 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
子どもが健全に成長発達するために必要となる保育環境の整備や援助、安全管理、事故発生時の対応など,保健と安全に関する実践的活動を理解する. |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
1) 子どもの健康状態を把握するために日常的な観察・評価ができる. 2) 子どもの成長・発達段階に応じた適切で安全な養護を理解できる. 3) 子どもに多い病気や事故の特徴を理解し,予防対策および発生時の対応ができる. 4) 集団保育における健康管理・安全管理について理解し,年間保健計画とほけんだよりの作成がきる. |
授業概要 /Course description |
出産後も仕事を続けることを選択する女性が増えたことにより、生後間もない子どもや病児・障害を持つ子どもの保育、保育時間の延長など保育の場に対する社会的なニーズは拡大している。また,子どもの健康に対する意識の高まりもあり、集団教育の場においてもより質の高い保育環境や保育内容が期待されている。 本講義では子どもの健康を守り、健全な成長発達をはかるための保健衛生及び安全管理に関する実践能力を養う.子どもの健康状態を把握するための観察や発達・発育の評価,健康増進や安全に配慮された日常生活環境の整備と養護,子どもに多い病気や事故発生時の適切な対応,集団保育における健康管理のための保健計画と健康教育について学修する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:子どもの健康状態の観察-日常生活における子どもの健康状態の観察 第2回:健康状態の観察(1)-健康状態の観察と評価(体温・脈・呼吸) 第3回:健康状態の観察(2)-身体計測(身長・体重・頭囲・胸囲)と評価 第4回:保育における安全管理(1)-子どもの視覚聴覚 視覚体験 第5回:保育における安全管理(2)-安全な生活環境 第6回:日常生活の養護(1) -抱っこ、おんぶ、ベビーカーの移動 第7回:日常生活の養護(2)-更衣・オムツの交換 、乳児の栄養(授乳方法と排気) 第8回:日常生活の養護(3)-清潔の援助(沐浴,清拭・手洗い・うがい・歯みがき) 第9回: 〃 (4) 〃 (沐浴) 第10回:小児期の主な異常症状と手当て-適切な応急処置(罨法・与薬・エピペンの使い方) 第11回:子どもの事故と応急処置(1)-子どもの事故の特徴と外傷の手当て 第12回:子どもの事故と応急処置(2)-止血と包帯法 第13回:子どもの事故と応急処置(3)-窒息の手当てと心肺蘇生法 第14回:集団保育における健康管理(1)-年間保健計画と健康教育・安全教育 第15回:集団保育における健康管理(2)-ほけんだよりの作成 まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
・各回の授業外学習時間は4時間程度と想定される 【授業外学修の内容】 ・毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 【履修上の注意】 ・演習科目であり、全て出席することが前提である。 やむを得ない事情で欠席する場合は、必ず授業で使用したプリント等を入手し、テキストと共に学習すること。尚、演習を欠席した場合のその単元のレポート評価は0点となる。 ・生活の中で出会う母(父)子に目を向け,大人と子どもの相互関係や子どもを取り巻く社会環境や生活環境について考察する習慣をつけること. ・「子どもの保健」の学習内容をふまえて演習等を行うため,予め履修しておくことが望ましい. |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 鈴木美枝子編著 「保育者のための子どもの健康と安全[改訂二版]」 創成社 2024 ISBN 978-4-7944-8109-2 【参考書】 健康教育に関する絵本 等 講義時に紹介する |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 授業の参加状況(20%)、演習態度、演習後の課題レポート(10%×5課題)、最終課題「年間保健計画とほけんだよりの作成」(30%)により評価する。 【評価基準】 ・演習参加状況・態度(演習準備及び演習の積極的参加) ・演習後のレポート(テーマを理解した上で、自身の学びや考えがまとめられている) ・年間保健計画とほけんだよりの作成(年間保健計画に基づく「ほけんだより」が適切な内容で作成されている) 【課題に対するフィードバックの方法】 演習実施後のレポートにコメントし返却する 意見や質問についてはまとめて共有する |
備考 /Notes |
・この授業は、看護師・助産師の資格を有し、医療施設における母子の看護・助産業務、および、地域保健センターの乳幼児健診・相談 等の実務経験のある教員による授業であり、それらの臨床経験を生かした実践的授業を行う。 ・この授業は、グループワーク、実技演習を取り入れている。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html